ToKu三陸なう代表のイスラエル探訪記: そもそもなんでイスラエル?【後編】

こんにちは、ToKuの須田です。


■ "Startup Nation"(続き)

前編に続いて、そもそもなぜイスラエルを選んだかをお話しします。

ToKu三陸なう代表のイスラエル探訪記: そもそもなんでイスラエル?【前編】

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学生団体ToKu

後編は、イスラエルが「スタートアップ立国」であるという部分から。

スタートアップ(あるいは日本ではベンチャー企業と呼ばれることが多いですね)は、誤解を恐れず簡単に言えば、「ゼロから会社を興し、まだ誰もやったことがないことに挑戦して大きく稼ごう」という新興企業です。

なんだか大変そうですが、ワクワクする部分もありますね。もちろんスタートアップの多くは創業から数年で店を畳むことになり、リスクは高いと言えますが、まだ誰もやったことがない分野で成功すれば、リターンも大きいです。


私のインターン先も入居しているコワーキングスペース LABS 

■ スタートアップ・エコシステム

スタートアップが多く集まるところで有名な地域と言えば、アメリカの「シリコンバレー」でしょう。

スタートアップが密集する地域の条件には、投資家やベンチャーキャピタル、大企業のR&Dセンター、国からの補助、そしてハイレベルな大学が一体となって、スタートアップが成長しやすい「エコシステム」を作っているということが挙げられます。


実は、イスラエル(特にTel Aviv)にも、このスタートアップ・エコシステムがあります。

  • 2018年にイスラエルのスタートアップが調達した資金は合計14億ドル
  • 毎年1000社以上のスタートアップが生まれている
  • 投資を受ける金額を人口1人あたりに換算すると、世界1位
  • アメリカ、中国に続いて、NASDAQに上場している企業が世界3位

ちなみに、日本のスタートアップが2018年に調達した資金の合計は約3800億円。この数字をイスラエルと比較して多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれかもしれないですが、私は少ないと思います(もちろん額だけでは正しく比べることはできませんが)。

photo by: Eugene Buchko

他にも、社員数が少なく、変動も大きいスタートアップの働き方に合わせて、家賃やオフィスサイズがフレキシブルなコワーキングスペースなんかもたくさんあります。

私がまさにこのブログを書いているのもそのコワーキングスペースですし、イスラエル発のWeworkなんかは、日本にも進出していて有名です。


■ なぜイスラエルを選んだか?

さて、こんなにも「すごいすごい」ともてはやされているイスラエルのスタートアップ・エコシステム。

この環境に身を投じ、いったいぜんたい、何がイスラエルで多くのスタートアップが生まれる原動力となっているかを自分の目で見たいと思ったのがインターンのきっかけでした。

実は、イスラエルの軍隊(IDF)なんかもスタートアップ立国として面白いテーマなのですが、それはまた別の機会に。

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