2020年度 筑波大学女子ラクロス部の主務を務めております、MG4年のいとです。
「圧倒的二部昇格」
「一歩」
こちらが今年度の目標とスローガンです。
チームが発足して半年ほど経ちますが、この目標とスローガンが決まるまでのお話を少し。
勝つことができずに終わった18シーズンから、自分たちに足りないものを話し合い、向き合い、走ってきた19シーズン。
筑波大学体育会女子ラクロス部として史上最高の3勝1敗ブロック2位という結果ではありつつも、目標である「二部昇格」に挑むための入替戦にさえ進むことはできませんでした。
リーグ戦で勝ち切る難しさも勝つ嬉しさもどちらも知った19シーズンでした。
そこから新体制に入るにあたり、何が足りなかったのか、なぜ勝ち切れなかったのかを考え、話し合いました。
「当たり前にやるべきことを当たり前にできること」
そして
「自分たちでやると決めたことはやり切ること」
……
挨拶を大切に
朝早くから練習に来てくださるスタッフさんへ、ごはんを提供してくださるみなきさんへ、そして応援してくださる方々へ感謝を忘れずに
クロスやシューズを大切に扱おう
荷物やクロスをきれいに並べよう
集合の円もきれいにしよう
……
こうしたい、これはやった方がいいという意見がいろいろと出ました。
これらはどれも、やるかやらないかの選択肢があったとき勝つためにやった方がいいことで、強いチームはやっていること。
当たり前なようで徹底してできておらず見逃してきた部分です。
そして、どこかしらで妥協してしまい、自分たちの強みも信じ切れないときがあった
19シーズンを越えて、再確認した「やり切ること」の大切さ。
たぶんこのミーティングで決めたことの一つ一つは誰しもができることであり、
でも少し気を抜けばあっという間に忘れ去られてしまうような小さなことかもしれない。
だからこそ、
やり切るために、
強いチームになっていくために、
一人一人が大切になってきます。
人数の少ない筑波はなおさら。
一人一人が大切で、その行動がチームに与える影響はとても大きいものです。
でも人数が少ないデメリットもたくさんあるけれど、これは筑波の強みになるんじゃないかなと思ってます。
「1人の100歩よりもみんなの一歩」
きっとこの1年、苦しいことも悩むこともたくさんあるんだろうけど、
頑張って踏み出すことができた一歩は確実に二部昇格に繋がる。
そして、誰かが頑張って一歩を踏み出す姿を見て、私も頑張ろうと思える人がたくさんいるチームでありたい。
できる努力の大きさは人それぞれで良いと思う。
そりゃできた方が良いのだろうけど、そこに優劣ではなくて、頑張ってる人がいるなら私も、とか、じゃあ私にできることは何か、って考えられたらいいなと思います。
そして、
主務であり、
最上級生であり、
マネージャーである、
私にはできることもやるべきこともたくさんたくさんあります。
チームを引っ張っていく主将副将を支えていくこと。
二部昇格へ具体的に動いていくこと。
マネージャーとしてできることは何か。
この1年で終わらないチームをつくっていくこと。
そして、考えることをやめずに、まずは自分がやり切ること。
リーグまでたくさん準備をして、
勝って勝って勝って勝って勝って、
笑顔のみんなを見たい。
みんなと思い切り笑いたい。
現在コロナウイルスの影響で大変な時期が続いており、リーグ戦の実施にも影響が出る可能性は否定できません。
これまで以上に、部や二部昇格への思いが試されているように思います。
今自分たちにできることを考え、取り組んでいきます。
最後に、日頃より応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。
皆さまのご声援は本当にありがたく力になるものであると同時に、あって当たり前のものではないと日々感じています。
皆さまが気持ちよく、応援したいと思えるチームである努力もしていきたいと思います。
今年、私たちは必ず二部へ行きます。
さらなるご声援のほどよろしくお願い致します。
2020年度主務 13期 いと