「エシカル」を学ぶタイのスタディツアー、私たちはスラム街を視察してきました!
スラム街ツアーを行うにあたってご協力頂いたのが、シーカー・アジア財団。クロントイスラムを中心に多くの支援を行っている団体です。
今回視察したクロントイスラムは、タイ最大のスラム!
バンコクにあり、チャオプラヤ川に隣接しています。元々はクロントイ港での雇用を求めて集まった人々が作り上げたスラムですが、現在ではタクシーの運転手など様々な職業の方が住んでいるそうです。案内してくれた方いわく、ほとんどの家庭にスマホもあるそうで子供たちは家でYouTubeを見るのが好きなんだとか。
シーカー・アジア財団はスラムで働く女性を支援するため、スラム発の「FEEMUE KLONG TOEY」というアパレルブランドを立ち上げました。ロゴもプロがデザインしているためシンプルでおしゃれな商品になっています。
縫製所の労働環境も整備されていて、財団運営の図書館と隣接しているので子供の学校が終わっても安心して働けます👍
財団の事務所には図書館が併設されています。ここは学校を終えた子供たちが集まる憩いの場となっており、沢山の子供が利用しているそうです。ここにある本は寄贈された古本がほとんどで、翻訳された後ボランティア団体などにより翻訳したラベルを貼られて送られてきます。
ここで少しの時間でしたが子供たちと交流する機会を頂きました!言語を超えたコミュニケーションができるのはさすが子供だなと感心しました😄
格差世界一とも言われるタイですが、問題は経済面だけではないような気がします。ツアーの最初に待ち受けていた大量のゴミ、側溝のような所には虫もわいています。病気にかかっても病院に行きたがらないという現状もあるようで、衛生と健康の大切さを伝えることが重要なのかなと思いました。