田中 直旺

弊部で内野手のリーダーを務めている田中 直旺(タナカ ナオ)です。
部に入ったきっかけ、現状の課題など話していきたいと思います。

「勝てる場所で誰よりも努力する」

この言葉が結構好きです。上昇志向に溢れる一部の人には、刺さらないかもしれません。僕は硬式、準硬式、軟式と3つの野球部がある中で自分が最も努力して実力を発揮できるのは軟式野球部だと考えました。右手の古傷で満足にトレーニングができない自分にとって、硬い球でのプレー強度には一生追いつけないだろうな、と思ったからです。そういう意味では軟式野球部は決して積極的に選んだ場所ではないかもしれないけど、ここなら成長できると自信を持って選んだ場所です。
ただ、その一方でこの部活は授業やバイトの両立を謳っている側面があります。したがって練習時間は短く、トレーニングも各自の裁量でやっています。

そこで大事なのは限られた時間の中で「自分が今していることとチームの勝ちのつながりを意識し続けること」だと思います。

部にいる以上、自分のために野球をするのではなく、部のために自分が何をすべきかという目的の先に、「野球が上手くなること」が来るべきです。下級生はがむしゃらに練習してレベルアップすることがそのまま部のためになると思いますが、ぜひ同期の3年にはそれ以上のことを求めたい。
それは、強い軟式野球部が続いていくための「仕組み」を残していくということ。仕組みというのは、求められるプレーの水準や雰囲気といった無形のものであったり、トレーニングのノルマや有効なサインプレーといった有形のものであったり。その辺りの意気込みが足りないのが、今リーグ戦2勝6敗という結果に表れてると感じています。「勝てる場所で、勝ち続けるチーム」を残せるように頑張ろう、同期。

最上級生として、1人の選手として、「強い東大軟式」を残すのが僕の目標です。

あと約8ヶ月、頑張ります。応援のほどよろしくお願いします!

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