『努力すれば報われる?そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ』
タイトルにもあるこの言葉、皆さんは聞いたことがありますか?
これは、世界No.1のプレイヤーで僕が最も尊敬しているFCバルセロナに所属しているリオネル・メッシ選手が残した言葉です。彼は誰もが認める世界最高のサッカー選手で、スポーツ界においてもレジェンドとして数多くの活躍を今なお見せてくれています。
そんな彼は、生まれつき身体が弱く、10歳の時には成長ホルモンの分泌に異常が見つかり、もう二度とサッカーが続けられない可能性さえもありました。しかし、彼はその困難の中でも努力を続け、世界最高峰のサッカーチームであるFCバルセロナの入団テストの合格を勝ち取りました。その後、治療費を工面してもらい病気を克服し、32歳となった今でも衰えを感じさせないほどの活躍を続けています。
メッシはしばしば「天才」と謳われがちですが、彼の過去を見てわかるように、彼もただ才能だけで今の地位に上り詰めたのではなく、苦しい状況にありながらも自分の才能を信じて絶え間ない努力をしてきたことが大きな要因と言えると思います。
僕はそんな彼の生きざまを知り、彼に憧れを抱くようになり、自分も勉強にサッカーに努力して頑張っていこうと考えるようになりました。
でも、実際には自分のメンタルの弱さが原因でどちらも中途半端な結果しか残せませんでした。特に高校時代は、憧れの藤枝東サッカー部に入部できたものの、ピッチ内外でたくさんのミスを犯し、段々と自分のプレーに自信が持てなくなり、何度も何度も挫折を味わったことで、努力することに対しても疑問を持つようになってしまいました。それは勉強の面でも同じ状況でした。
しかし、高校3年生になって初めてタイトルにあるメッシの名言を聞き、自分が持っていた「努力」という概念が間違っていたことを理解しました。自分が今までしていた努力は偽物だったから中途半端になり報われることはなかったのだと。結果が現れるまで努力することが大切で本物なんだと。
このことに気づいてから、高いレベルでプレーすることができたし、筑波大学への合格も実現することができたと強く感じています。
一方で、いま僕は昔の努力の意味をはき違える人間に戻りつつあります。そのことに危機感を感じているのでYoutubeでメッシのスーパープレー集を見て、より一層精進していきたいと思います。
ご一読ありがとうございました。