四大戦のトップバッター!~スキー部四大学合同インタビュー~

こんにちは!
学習院大学高貝菜々子です!
最近では部活動を再開している大学も多くて羨ましいなと思いつつも、まずは一刻も早くコロナウイルスが収束することを願って、今できることを全力で行っています◎
皆さまも、くれぐれもお身体にはお気をつけください!

さて、今回はどこの部活よりも早い2.3月四大戦が行われる『スキー部』の合同インタビューの様子をお届けします!
過酷中毒性のある競技だからこそ、良い意味で変わった人が多い?!
ぜひぜひ最後までお読みください^^


取材日:6/26
担当:関口、菊池、高貝
編集:高貝


●四大学主将
学習院大学: 川野浩太郎
成城大学: 石黒瞳
成蹊大学: 小川智輝
武蔵大学: 鈴木不二


Q)スキーという競技の魅力は?
川野「スキー部の中でも、アルペンやクロスカントリー、基礎スキーなど何個かの競技があるのですが、自分は中学の頃からアルペンを長くやっています。その中で感じる魅力は、シーズンスポーツで限られた時期だからこそ集中して取り組める点です。また、普段の生活ではいけないような大自然が主戦場なので、とても楽しいです!」

石黒「私も自然の中でできるのは大きな魅力の一つだと思います!あとは、初心者でも成長を実感しやすい点です。練習をすればするほど上達を感じられるスポーツだと思います!」
高貝「なるほど!ちなみに石黒さんはいつスキーを始めたのですか?」
石黒「私は地元が札幌なので、小さい頃からスキーをやっていたんですけど、競技スキーに移ったのは大学からです!」
高貝「そうなんですね!ありがとうございます!」

小川「お二人の言っていた通りなんですけど…(笑)日本の大自然を楽しめるので本当に楽しいです!あとは、重力を使ったスポーツなので、他のスポーツよりスピード感がある点も魅力だと思います!」
高貝「小川さんがスキーを始めたのはいつですか?」
小川「小さい頃からやってはいたのですが、本格的に競技スキーを始めたのは高校のスキー部からです!今は基礎スキーをやっています!」
高貝「ありがとうございます!」

鈴木「武蔵大学がおこなっているスキー種目はアルペンとノルディック(クロスカントリー)です。アルペンは滑降による圧倒的なスピード感を味わえて瞬発力が求められる種目です。陸上競技で例えると短距離にあたります。一方、クロスカントリーは緩急さまざまな地形を時間をかけて滑っていくため、体力が求められる持久力種目といえます。特徴がかなり異なる二つですが、雪上で味わえる感覚というのは他のスポーツでは味わうことのできないスリル爽快感があります。また、滑るための環境はどこも眺めが素晴らしいです。非日常な環境下で颯爽と滑るスキーは他のスポーツでは代えられない魅力です。」


Q)大学でスキー部に入部した理由は?
小川「自分はスキーがやりたかったので、他のサークルはほとんど見ずに決めました!レベルの高い環境で、大きな大会に出てみたかったからです!」

石黒「私は小さい頃からファミリースキーをやっていたのですが、大学には競技スキーしかなかったので、始めは怖いなと感じました。ですが、スキー部の先輩が見せてくれた動画がかっこよくて、自分もこんな風に滑れたらなと感じて入部を決めました!」

鈴木「アウトドアスポーツが大好きで色々やってきたこともあって、大学ではスキーに取り組もうと入学以前からマークしていました。そして、新歓でスキー部に話を聞きに行ったときに先輩方がとても優しくて丁寧に教えてくださって、その後の食事会もとても居心地が良く、この人達と4年間一緒にいれば楽しいだろうと思ったからです。」

川野「自分は中学から競技スキーをやっていて、大学でも続けたい気持ちが大きかったので、学習院への入学が決まった時点で入部を決めていました。やるなら本気でやりたい性格なので、中高続けてきたスキーをもっと極めたい!より高いレベルで切磋琢磨したい!と思い体育会スキー部を選びました!」


Q)四大学の交流は?
川野「四大学で揃って行うのは四大戦です!また、アルペンの学習院と成城・成蹊の一部の部員は、外部のプロの同じコーチに教わりにいっています。他大学のスキー部もいますが、一緒に合宿生活を行っているので仲はいいです!」


Q)各大学スキー部ならではの魅力・カラーは?
石黒「体育会として最低限の上下関係はありますが、アットホームみんな仲がいいのが特徴だと思います!例えば、陸トレは事前にメニューを決めていますが、『今日これやりたい!』『これやったほうがいいと思います!』など、気軽に意見を言いやすい環境になっています!優しい人ばかりなので雰囲気が良くて、部員の半分以上が初心者から入部を決めてくれています!」

川野「学習院は四大学の中で最も部員数が多く、厳しいイメージかなと思います。有難いことにコロナ禍でも新入生が何人か入ってくれて、人数的には非常に賑やかな部活です!週4日きっちりと部活をやっていて上下関係も厳しいので、外から見たら厳しい印象だと思います。でもその分が強く、団結力があるのが強みです!体育会が出るインカレは個人のポイントの合計が大学の最終ポイントとなるチームスポーツの一面があるので、勝負に勝つまでの過程で、人として成長できる組織になっています!学習院はノルディックの部員は全員が未経験で、アルペンはほぼ経験者ですが、組織として成長させるために、未経験者も大歓迎です!」

鈴木「武蔵スキー部はかなりフランクで、上下関係も常識の範囲内であまりありません。部室では種目関係なく全員が顔を合わせて交流するので、一年を通して部員の団結力は強まり、四大戦を迎える2.3月にはそれが揺りぎないものになっています!実際に僕は大学からアルペンを本格的に始めましたが、一年の頃は先輩が種目の楽しさやスキー合宿の話を繰り返し話してくれたので、スキー種目への関心が高まっていくばかりでした!」

小川「自分たちの部はアルペン班と基礎班だけなのですが、スキーが好きという気持ちの面では全員が同じかと思います!上下関係もあまり堅苦しくないですし、基礎班があるため初心者でも溶け込みやすいと思います!とは言っても冬は練習量もしっかりあるので、シーズンインしてからはより一層真剣に取り組んでいます!」


Q)各大学の部員の特徴は?
川野「これは学習院に限らずスキー部全体に言えることかもしれませんが、変人が多いと思います。すみません言い方悪いですけど(笑)」
一同「(笑)」
川野「アルペンは『雪上のF1』と言われていて、0.01秒を競う種目なので、少しでも速く滑るために、精神も身体も追い込んでいます。一方で、ノルディックは吹雪の中で30km~50kmひたすら坂を登ったり下ったりするんです。このような過酷な競技を楽しんでやる人は、やはりどこか変わっていると思います(笑)その中で学習院は、人数が多いのですが、その分みんなで一つの大きな目標に進んでいけるので、人として成長できる点が非常に強みであり特徴だと思います!」
関口「変人っていうのは具体的にエピソードとかあるのですか?(笑)」
川野「それこそ競技によって変わるんですけど、、アルペンは言い方が悪いですが自己中が多いですかね(笑)幼い頃からやってきた人が多くて、特に中高は自分の結果が第一の種目なので、そういうイメージはありますね(笑)あとアルペンは本物のお金持ちが多いです(笑)ノルディックはマラソンを想像してもらえば分かると思いますが、とにかく追い込む種目なので、ドMの人が多いです(笑)」

石黒「さっき川野さんが仰っていたように、成城も変な人が多いです(笑)交流の多い明治学院大学の部員からも『成城はやばい』と言われるくらい変わった人が多いです(笑)やっぱりスキーは部として団体でありながらも個人競技なので、協調性がない部分がチラホラあります(笑)ですがそれでもバラバラにならないのは、やはり変な人同士で笑い合えるからかなと思います(笑)」
関口「どうして他大学からも変な人って思われるのでしょうかね?(笑)」
石黒「雪山で同じリフトに乗るタイミングもありますが、話しやすくて居心地がいいと言ってもらうことが多いので、やはりオープンな人が多いのかなと思います!」

小川「お二人が言ってくれていたように、静かに狂っている人が多いですね。本当に。(笑)」
一同「(笑)」
小川「登って下りるスポーツに魅了されて楽しいと感じている人たちなので、そりゃあ狂っていますよね!中毒性があるんですかね!部としては、スキーに真面目です。オフはみんなでふざけ合うのですが、スキーをしている時は、お互いに『どこをどうしたらよくなる』とか『ここをこうした方がいい』とアドバイスし合えるように、オンオフがしっかりしています!」

鈴木「皆さんも仰っていましたが、武蔵もみんな良い意味で変人です。のんびりした性格の人ばかりで、部活内の居心地の良さは凄いです。空きコマでは時間をもて余した部員が部室でテレビを観たりやゲームをしていたりなど、多人数の暇人が同居している家みたいになっています!」


Q)最後に、新入生に一言お願いします!
鈴木「スキー種目は本当に楽しいスポーツです!どれくらい楽しいかと聞かれても、実際やってみないとわからないと思います。カレーを食べたことのない人にカレーの魅力は伝えられません。同じように、スキーの魅力に触れてみることで新しい視野や感動が生まれるのは間違いありません!」

小川「初心者でもスキー板を履けばスピードが出てしまうので怖いかもしれませんが、逆に言えば初心者でもスピードを出せるので、始めたてでも楽しめると思います。ぜひ気軽に体験してほしいです!!」

石黒「スキーは馴染みの無い人にとっては本当に馴染みがないと思いますし、スピードが出るので怖いイメージもあると思います。ですが練習して雪山を滑った時の達成感や爽快感は他のスポーツにないものだと思います!初心者は沢山いるので、気負うことなく興味を持っていただければと思います!!」

川野「体育会の部活として厳しい面ももちろんありますが、実際に未経験で入部した部員の入部の決め手はほとんどが『部の雰囲気がいいから』です。一度雰囲気を見てもらえたらオンオフのある部活だとわかってもらえると思います!スキー部なら、仲間と共に『これを頑張ってきた』と胸を張って言える充実した4年間を過ごすことができます!」

高貝「皆さんありがとうございました!!」


いかがだったでしょうか!
私はラクロス部で基本的に朝練ですが、朝からトレーニングに励んでいるスキー部の皆さんを見て、自分も頑張ろう!と元気をもらっています!!

個人競技でありながら、仲間と高め合うことで団結力が生まれる。
過酷な競技だからこそ成長を実感しやすく、得られるものが大きい。
そんな素敵でかっこいい部活だなと感じました!
スキー部には、大学4年間を通して、人として一回りも二回りも大きくなれる環境が整っていると思います!

新入生の皆さん!
未経験者でも入りたくなってしまうようなスキー部を、ぜひ一度覗きにいってみてください!


最後まで読んでいただきありがとうございました!

大雨や猛暑など天候の変化が激しい時期ですが、皆さまどうか体調にはお気をつけて、感染対策も万全にしてお過ごしください!

それでは次回もお楽しみに!^^

以上です。
失礼いたします。

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