なんのために踊るのか

はじめまして! 福井大学よっしゃこい19代目 すきやきの9回裏です。

1年前、これまで体育以外での運動経験がほぼなかった私がよっしゃに入ったのは、大学で新しいことを始めてみたいと思ったこともありますが、サークル紹介で見た先輩たちの演舞に惹かれたというのが最大の理由でした。

入学式後のサークル紹介で、何十人も舞台に出てきたときは何が始まるのかと驚きましたが、そのあと演舞が始まってからは、釘付けでした。
掛け声も曲も振りも、今までよさこいを知らなかった私にとってはとても新鮮で、ワクワクして楽しかったことを覚えています。周りにいた他の新入生も、驚きながらも目をキラキラさせて見ている人がたくさんいました。
私は中高で吹奏楽部に入っていて、お客さんを本当に楽しませることはとても楽しいと同時にとても難しいことでもあると思っています。なので、こんな風にお客さんを興奮させたいと強く感じました。

はじめは吹奏楽部にまた入ろうかとも思っていましたが、入学式で見た演舞が忘れられなくて、ほぼ初心者だとも聞いたので、わりと勢いでよっしゃに入りました。

入ってからしばらくは、自分もあんな風にお客さんを楽しませたいと思いながら踊っていました。それが本祭の時、演舞中、先輩や同期の顔を見て本当にみんないい顔してるなと思ったことをきっかけに、自分や一緒に踊っている仲間のことをもっと大切にしたいと思う気持ちが強くなりました。それまで私の踊る理由はお客さんを楽しませることがほとんどでしたが、それからは自分も楽しんで一緒に踊るみんなと楽しむ、ということも考えるようになりました。

最初はただ踊るだけのものだと思っていたけど、よさこいは知れば知るほど面白いことがたくさん出てきます。
よっしゃでは演舞以外にも学ぶことが本当にたくさんあって、よさこいを知れて、よっしゃに入れて、みんなに出会えて、本当によかったです。今まで一緒に踊ってきた仲間は自分にとってかけがえのない大切なものになりました。
これからも、全力で、楽しく、よっしゃを楽しんでいきたいと思います!

ご覧いただきありがとうございました!