2018年12月に国際協力団体ユリシスを創設しました、代表の広瀬創一朗です。
国際協力団体ユリシスは、満足に教育を受けることのできない子供達に質の高い教育を受ける機会を与え、将来の可能性を広げるために活動しています。
「自立を促す支援」
そんな支援を私は目指しています。
「自立」と「支援」は互いに意味が正反対の言葉であるため、筋が通っていないように感じるかもしれません。
しかし、支援があるからこそ自立が生じるのではないでしょうか。
親は自分の子供に子育て、いわば支援をします。だからこそ、子供による親からの自立が生まれます。
しかし、もし親が子育てをしなければ子供が親から自立するということがありません。
そもそもその親と子に関係はないからです。
ただし、子育ての仕方によっては子が親に依存し、自立は疎か親なしでは生きることができなくなってしまうことだってあります。
支援も同じことが言えます。
支援の仕方によっては、支援を受けた人々が支援なしでは生きていけなくなってしまいます。
これは支援によって起こされてしまう最大の弊害です。
幸せの連鎖を起こしたいという思いで行った支援が逆に負の連鎖を招いてしまうのです。
支援をする側の人は常にこの弊害を起こさないために、支援を受ける側の人が後に自立ができるような支援をする必要があります。
そのため、私は支援を行う際に「自立を促す支援」を意識しています。
このように、国際協力団体ユリシスでは支援を行う上でメンバー各々が大切にしている想いがあります。
この想いを大切にし、メンバー一同尽力して参りますので、宜しくお願い致します。
2019年3月
国際協力団体ユリシス代表
広瀬創一朗