CHEMISTRYから始める就職活動

はじめまして。奥野凌と申します。滋賀にある大学に通っていて現在4年生です。私が昨年参加したCHEMISTRYというイベントに参加して様々なことを学びました。このイベントがきっかけで就職活動を始めました。

君はCHEMISTRYという就活イベントを知っているか?

知らない?しかも大学3年生?

知らないなんてもったいない!

就活を控えているが何をすればいいかわからない大学3年生にとって一番役に立つイベントです。この記事ではCHEMISTRYの大まかな内容、魅力、学んだことをまとめています。

 What’s CHEMISTRY?

  • ワークショップ型就活イベント
  • 誰が来るかわからない!一期一会
  • 一日で業界研究・GD対策・自己理解・プレゼン力を鍛えることが出来る

当日集まったメンバーでグループを作り、ワークに取り組みます。自分以外誰が来るかわからない。ワークの内容も直前までわからない。そんな状況でどれだけ質の高いアウトプットをするか競うイベントです。このイベントには学生だけではなく企業の採用担当者や社長など社会人の方もいます。(もちろんどの会社が来るかもわかりませんが)

 そもそも私がこのCHEMISTRYに参加したきっかけは、賢者屋さんから直接声掛けがあったからです。もともと学生団体総選挙に出場して賢者屋さんとの接点をもっていました。最初は乗り気ではありませんでしたが、グループワーク?楽しそう!という気持ちとサマーインターンに申し込んでいない焦りの2点から参加を決めました。

CHEMISTRYの魅力

このイベントの魅力はこの2つです。

①グループワーク

②企業との出会い

 魅力①事業立案ワーク

グループワークでは発散・収束・発表まで全部やります。とてつもないスピード感で進んでいきます。限られた時間でいかに質の高いアウトプットをするのか。自分も周りの学生も自分の経験・知識・アイディアすべて投入しワークに臨みます。このワーク後には、とてつもない疲労感に襲われますが同時に達成感もあります。この達成感が病みつきになる人もいるとか・・・

また企業の方からもアドバイスをいただきながら進めていきます。視点の漏れや視座の低さを指摘されることも多く、学びは非常に多いです。

 学んだこと①「使えるものは使う!」

・仮説の信頼性を少しでも高く(みせるため)どうすればいいか?

・後ろの人までスライドを見せるには?

このような課題をうまく切り抜けるためには使えるものを使う姿勢が大切です。まずうまく使えないかなと考えるべきものはルールです。ルールを使えばほかのものも使えるものに見えてきます。使えるものを使ってみただけで差別化できます。(CHEMITRY自体が就活において抜け道なのかもしれません)

学んだこと②「自分の強み・弱み」

グループワークを進めでは自分が主体となってワークを進める場面あれば全く意見が思いつかなわからないという場面の両極端な場面に遭遇します。それは本気でワークに取り組んでいるからこそ明らかになる部分だと思います。僕は議論を整理することは得意ですがマネタイズといった数字や事業の細かな設計をするのは苦手だと気づかされました。

強み弱みを把握できたことを含めこの新規事業立案ワークでの経験は就活本番でのGDに余裕をもって臨むことが出来ました。 

魅力②企業の方との対話

このイベントではワークだけではなく様々な企業の方々とお話しすることが出来ます。業界に関する説明や働き方などなど様々なことをフランクな雰囲気で伺うことが出来ます。普通にある特定の企業のインターンで接点を持とうとすると

ES・WEBテスト→何回か面接→合格

と長いステップと手間がかかります。しかも選考中はとてもフランクな雰囲気ではなく聞きたいことも聞きにくい。しかしこのイベントは招待されて参加さえすれば複数の企業の方と繋がることが出来ます。こんな貴重な機会はありません!

 参加した感想

就活の動き出しが遅かった自分ですが、CHEMISTRYで出会った学生とともに取り組んだワークや企業の方とのお話を通じて得たものはたくさんありました。就活のスタートがCHEMISTRYでよかったと思います。

昨年私は、Laboratory(賢者屋さんが主催しているCHEMISTRYのようなイベント), CHEMISTRY,CHEMISTRY ULTRAと事業立案ワークに3回参加しました。前回よりも活躍することを心がけてきました。整理する力はCHEMISTRYで一番成長した部分だと思います。

各回自分では思いつかないアイディアがたくさん出てきました。これこそまさにCHEMISTRY─化学反応─です。イベント前夜は、明日はどんなアイディアが出てくるのか楽しみで仕方がありませんでした。

あなたも化学反応を起こしてみませんか?