こんにちは!こちらはConnect Projectです!
日本にいる外国人について情報を発信しております。
今週の内容は『どんな外国人が日本にいるの?』です。最近、日本で生活をしている中で外国人を見かける機会が増えたと感じることはみなさん多いと思います。コロナウイルスの影響を除いて日本における外国人人口は年々増加しています。そんな外国人たちがなぜ日本へやってくるのかということについて今日はお話します!
留学生
外国人が日本にやってくる理由は様々ですが、その中でも留学が目的で日本にやってくる外国人たちはたくさんいます。その背景にあるのが、日本政府が2008年に発表した2020年までを目処とし外国人留学生を受け入れる『留学生30万人計画』です。ちなみに、2019年の外国人留学生は約31万だったのですでにこの目標は達成されました!日本で学ぶ外国人留学生の出身国の上位5カ国を見てみると上から中国、ベトナム、ネパール、韓国、台湾となっていてアジアからの留学生がほとんどを占めています。上位10カ国までには多くの東南アジアからの留学生が見られます。では、なぜ東南アジアからの留学生が増えているのでしょうか?
ひとつは日本では高等教育のレベルが発展途上国と比較して総じて高いことが挙げられます。また、留学の金銭的負担がほかの先進国への留学に比べて軽いため、留学生増加につながっています。他には、日本語を学び、日本での仕事の経験がある分、母国に帰ったときに給与の高い日本企業に就くことができるというメリットであります。近年、日本企業の世界進出は伸びているため現地の日本企業に就職することを目的とする留学生も多いです。
もうひとつ外国人にとって大きなことは留学中にアルバイトをすることが可能なことです。日本は少子化において人手不足が深刻な問題となっていますが、その下では外国人留学生などの支えが実はあるのです。日本の社会に大きく貢献してくれている外国人留学生のためにも充実した生活が暮らせるようにサポートすることは大切だと思います。
外国人就労者
日本の人口のうちの約2%は外国人が占めおり、外国人就労者の数は約146万人です。これはみなさんにとって多いでしょうか?それとも少ないでしょうか?これらの外国人就労者が日本で働く理由としては①各企業は日本語以外の言語対応として語学堪能な外国人を雇用をし、訪日外国人の観光客や、すでに日本で暮らし働いている在留外国人向けのサービスの提供を行う『インバウンド政策』、②先ほどの外国人留学生のような人材を現地に派遣させて海外進出・海外事業を強化などするための『アウトバウンド対応』、③日本人の働き手がいないがゆえの『外国人雇用』です。日本で働く外国人就労者たちは日本の経済界や日本企業に良い影響をたくさん与えます。
難民
日本にも僅かながら難民の外国人がいます。日本の難民認定率はたったの0.2%と非常に少ないです。日本にも難民認定を求めてやってくる人が多くいるにもかかわらず、現在の日本は難民の受け入れに厳格な姿勢を取っています。難民の外国人たちは働くことが可能ですが、国からの支援がいまだに足りておらず彼らの生活は決して充実したものとは言えません。
このように日本には様々な目的で日本で生活をしている外国人がたくさんいます。この他にも、いろいろな理由をもとに日本で暮らす在日外国人がいます。彼らは私たちの生活・社会に様々な利益をもたらし今の国を支えていってくれています。だからこそ、私たち日本人は外国人たちがもっと暮らしやすい環境を作っていくことで一緒に暮らしていく社会を作り出していくべきです。しかし、中にはたくさんの問題や悩みを抱えている外国人も多いため私たちは彼らに寄り添ってもっと知っていくことが必要です。
今後も情報発信をどんどんしていくのでみなさんぜひ一緒にみんなが一つになれる社会を作っていけるかを一緒に考えていきましょう!!