今話題の"ジョブ型雇用"ってなに??

皆さん、こんにちはこんばんは。

ACT TRADERS運営のナカザワです。


本日も知るとちょっと賢くなる?学びになる?情報を発信していきます!


本日のテーマは、「ジョブ型雇用」です。


皆さん、この言葉、聞いたことありますか?

最近、日立製作所や、富士通、KDDIなどの大手企業がジョブ型雇用を導入するというニュースが話題を呼んでいますね。


ぜひ知っておくと、良いかと思いますよ!


じゃあ、そもそもジョブ型雇用ってなに?ってところから説明していきますね!


ジョブ型雇用とは、その名の通り、ジョブ(職務)を特定し、それを遂行できる人を募集する方法です。


中途入社はこのジョブ型雇用が一般的です。

ただ、このジョブ型雇用は欧米諸国では一般的なんですね。

もちろん、中途だけでなく、新卒もこういうジョブ型雇用が主流になっています。



ここで、ぜひ押さえておいていただきたいのが、ジョブ型雇用の対義語。


それは、「メンバーシップ雇用」です。


いわゆる、総合職ですね。


じゃあなぜ、今ジョブ型雇用に移行する大企業が増え、話題に上がっているのでしょうか?


複数ありますよ!


一つ目は、国際競争力を上げるため。です。


メンバーシップ型雇用を続けていると、企業も企業に属する個人も、専門性が高まりづらくなります。


実際にデータとして、スイスのビジネススクールIMDが発表した、世界競争力ランキングでは、日本は前年から順位を5つ下げ、30位になっています。

正直ショックなデータかと。


実は、1989年には、4年連続で世界1位を記録した日本。


確実に、競争力という面では世界に大きく劣ってしまっています。



また、さらにジョブ型雇用を促進させたのが、今猛威を振るっている、新型コロナウイルスです。


コロナによって、出社制限がかかったり、在宅勤務などテレワークが浸透し、急速にジョブ型雇用注目されるようになりました。


終身雇用が崩壊することは、コロナ前から言われていて、大手でも日本型のメンバーシップ雇用を保つのが難しいという声はあったそうです。


ここにコロナが畳みかけることで、リモートワークという形で仕事の成果がはっきり出るようになり、上司との付き合いや、会社に長くいれば評価されるというようなあいまいな評価から、成果物によって明確な基準をもって評価されるようになっているのです。


就活をこれから控える学生にとっては、今までとは大きく就職のやり方が変わってくるものになってきます。


ぜひ、就職後も就職前も、これからの日本の会社がどうなっていくのかをぜひ注目してもらえるとよいかと思います!


本日はこんなところで以上にします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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