Actryに入った理由

 学生団体Actry3年 本田です。

私は3年前大学に入学し学内の様々なサークルや部活を見学・体験してきました。入学当初は素敵なキャンパスライフを夢見てバドミントンサークルに入るつもりでした。しかしそのサークルの練習量・希規模共に満足できず、また他のサークルもピンとくる物がなかったので結局何にも加入しないまま一年生が終わろうとしていました。そしてある時、このままでは何も活動する事がなく、交友関係も広げられずに大学生活が終わってしまうのではないかという不安に駆られ、必死でインカレサークルを探していました。その経過で出会ったのが学生団体Actryでした。

 数あるインカレサークル・学生団体などの中からActryを選んだのは単純で、動物に触れ合いたい、折角活動するならば誰かの役に立つボランティア活動をやりたいと思ったからです。

 しかし、Actryの譲渡会ボランティアに初めて参加した時は不慣れで、勉強が足りず保護主さんを幾度も困らせてしまい、「自分が誰かのために何かをしたい」という善意の気持ちが必ずしも他者のためになり、喜ばれるわけではないと感じました。勿論、初めての体験は上手くいかない事が多いかもしれません。しかし、他者を巻き込んで活動する以上、自分の都合よりも相手の都合や気持ちなどもよく考える事が必要であり、「ボランティアをやるという責任・重さ」を学びました。次にボランティアに参加する際にはこの学びを意識し、勉強してから挑もうと決意しました。

 Actryの中にいることで多くの学びに繋がります。具体的に、どうやって人の前で話をするか、メンバーひとりひとりとの信頼の築き方などです。私のような未熟な者が運営部部署長として活動し、周りに迷惑をかけてばかりですが、しっかり支えてくれるメンバーがいて幸せであり、皆んなが大好きです。

 最近はコロナの影響で3か月近く対面のミーティングを行なっていません。メンバーと顔を合わせて雑談したり食事会をしたりして、週1回のミーティングは楽しみでした。また、状況が良くなって対面のミーティングができることを楽しみに待っています。

 最後に、私は1年生の時に勇気を出してActryの説明新歓に応募して良かったと思っています。正直なところ、一緒に入会するつもりだった友達が別のサークルに入った事がきっかけで、1人でActryの新歓に行くか、それともその友達に合わせて別のサークルに入るかでかなり迷いました。当時の私の決断は間違っていませんでした。Actryで活動する時の自分が人間として成長できていることを願います。