温かいサポーターたち

川崎フロンターレのホームスタジアムは等々力陸上競技場です。実際にスタジアムに足を運んでみると気づくのですが、他のクラブに比べるとフロンターレのスタジアムには本当に幅広い年齢層の方が訪れて応援をしています。

これは前回述べた地域貢献活動によって、チームが地域に浸透して愛されていることの表れとも言えると思いますが、そのサポーターたちのチームに対する愛が深いのも、魅力の一つなのです。

例えば「負けてもブーイングはしない」というのは、フロンターレの昔から応援団に受け継がれている事柄の一つです。

フロンターレのサポーターが試合に負けてもブーイングをしない理由は、「選手は家族だから」です。試合に負け中々結果出なかったり、ふがいないプレーをしてしまった時に、一番苦しいのは選手。共に戦っている選手の気持ちを後押しするために、応援団は前向きな応援しかしないのです。

もちろんお年寄りから子供たちまで、幅広い年齢層が訪れているスタジアムに殺伐とした空気は似合いません。

最後まで笑顔で、ポジティブなエネルギーを選手に、チームに届ける。この温かい雰囲気に共感することでまた、このチームが好きになれる一つの要素だと僕は思います。


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