年末調整や確定申告のシーズンですね。
今回は、NISAとiDeCoの節税効果の違いについてご紹介していきます。
NISA
NISAは、売買目的の通常NISAと配当目的の積立NISAに分類されます。
ちなみに私は、通常NISAを選択しています。
積立NISAを選択しない理由も後述します。
私は「15%以上値上がりしたら売却」するというルールを決めて運用しています。
NISAの満額は1,200,000円なので全てが15%値上がりしたとすると、
120万円×15%=18万円の利益になります。
また、株式等の売却にかかる税率は20%になるので、節税効果は36,000円になります。
積立NISAの場合、配当目的になるので利回りを3%だと仮定すると、
手にすることができる利益は満額400,000円×3%=12,000円になります。
通常NISAと同じように税率は20%になるので2,400円の節税効果です。
このように通常NISAと積立NISAは節税効果がかなり変わってきます。
iDeCo
iDeCoには、月額で23,000円まで掛けることができます。
iDeCoは、積立NISA同様に利益に対して税金は発生しません。
60歳まで引き出せないというデメリットがありますが、掛金が年間満額で276,000円なので、余剰資金で賄える金額です。
メリットとしては、自分の本業の収入に応じて、その掛金の15%~55%分税率が下がります。
最低でも、276,000円×15%=41,400円の節税効果があります。