1期生建設 TDOグラウンド について!

皆さんこんばんは!

学生国際協力団体CUE9期代表の吉田珠広です🌙

今回は、CUE1期生が建設した TDOグラウンド を紹介します😊

最初に少しだけCUEが設立された経緯についてお話します。

学生国際協力団体CUEが創設されたのは今から9年前の2011年です。

当時のカンボジアでは多くの人々が裸足で生活していました。

しかしカンボジアでは土地の整備が行き届いておらず、足から血を流しながらスポーツをする子どもたちが大勢いました。

そのような子どもたちの姿を見て、当時大学生だった、創設者である中田翔真さんは、「子どもたちが安全にサッカーの試合を行える場所を作りたい」と思い、学生国際協力団体CUEを設立しました。


そして、完成したサッカーグラウンドが、子どもたちが安全にサッカーを楽しめると共に、どんな人でも利用できる地域密着のフリースペースになってほしいと願い、建設されたのが今回紹介する TDOグラウンド です。


TDOグラウンドの大きな特徴は、

CUEが建設してきたグラウンドで唯一、学校に併設していないグラウンド という点です。


この場所は、はじめは雑草が多く生えており、ちょっとした池になっていたそうです。

ここを耕し、盛り土を敷き、カンボジアの雨季の雨にも耐えられる強い土を敷き、芝生を植えました。

また、周辺には雨を少しでも吸収できるように沢山の木を植えました。

そして、1期生はグラウンド資金を集めるだけでなく1期生みんなで現地へ向かい、グラウンド建設地周辺の住民たちと共にグラウンドを作る手伝いをしました。


1期生の願いと努力により、TDOグラウンドは今日まで多くの子どもたち、周辺の住民たちが訪れ、元気に走り回っています。

地域密着型のグラウンドであるため、スタツアで訪れた際は地域を散策しながら子どもたちを遊びに誘い集めます。

年齢も性別も関係なく小さい子から大きい子まで全員で運動会や大縄を楽しんでいます🏃‍♀️

他にも、炊き出しをしたり近くのプールを借りて遊んだりもしています🌞

また、CUEメンバーと顔見知りになる子どもたちも多く、訪れる度に一回りも二回りも成長した姿を見ることができます。

私はこのグラウンドに我が子、親友といっても過言ではないヌーという子どもがいます。

初めて遊んだ時は、あまり笑ってくれず、またみんなが大縄をして遊んでいる中にもあまり入らず、私の手だけずっと握っているような子でした。

しかし、半年後に再びCUEがTDOグラウンドを訪れると、満面の笑みで私に向かって手を振っている姿がありました。

たった1日、数時間しか一緒にいることができなかった私を、半年経っても覚えていてくれていることにも、以前よりも背も高くなり少し大人っぽくなった姿にも、みんなと一緒に運動会や大縄に参加している姿にも、感動しました。

TDOグラウンドではこのように、子どもたちの成長を自分の目で見ることができます。

今後も、子どもたち、周辺の住民の皆さんが安全に運動ができ、楽しい思い出を作ることができるグラウンドを維持できるように頑張っていきたいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

代表 吉田珠広