皆さんこんばんは!
学生国際協力団体CUE9期代表の吉田珠広です😊
今回は『CUEがなぜ、カンボジアにグラウンドを建設しているのか?』というテーマにそって、私の考えを交えながら書いていきたいと思います🌞
突然ですが皆さんは、カンボジアにどのようなイメージを持っていますか?
発展途上国、貧富の差、物価が安い、アンコールワット、貧しい、、、
これらは私が実際に複数の知人に尋ねたときに返ってきた答えです。
そして、私がカンボジアにボランティア活動をしてる!と言うと、決まって、『学校建ててるん?』と聞かれます。
この2年で恐らく50回は聞かれたと思います😂
皆さんは、カンボジアにどれくらいの数の小学校が建てられているかご存知ですか?
2013年時点で、なんと6910校も建てられているんです!!!!
そしてその数は年々増加しています。
1970年代の内戦によってカンボジアの教育基盤は完全に崩壊してしまいました。
しかし多くの国が支援を行い、また国としても教育に力をかけているため、徐々に教育が復活してきました。
ですが、国語や算数といった座学を重要視した結果、カンボジアには「校舎」という建物しか建っていません。
その周りの環境が以前となにも変わっていないのです。
「学校」は、座って勉強することが全てですか?
知識を与えているだけですか?
私の学校での思い出は、教室で受ける授業だけではありません。
休み時間に友達と外で鬼ごっこやドッジボールをしたこと、体育の授業でサッカー、バスケ、バレーボールなどをしたこと、運動会でリレーや騎馬戦、組体操をしたこと、、、。
数え切れないくらい、教室外での思い出があります。
グラウンドでサッカーをした時、チームメイトと協力して勝利するために努力しました。
運動会で総合優勝をするために、毎日毎日朝練に行って友達と練習しました。
勝った時は全員で喜び、負けた時は全員で悔しがる、あの一体感が好きでした。
そして、仲間と協力する大切さ、相手を思いやる気持ちなど多くのことを学びました。
そこには、一人で座って授業を受けているだけでは感じることができない、仲間とだから感じられる想いがありました。
しかしカンボジアにはそういった安全に遊べるグラウンドが不足している現状があります。
カンボジアの子どもたちがよく履いているビーチサンダルや簡易的なサンダルでも思いっきり走れるような場所がないのです。
2010年に初代代表がカンボジアで見た「デコボコの土の上で裸足のまま足から血を流しながらサッカーをする子ども」が、10年経った今も存在するのです。
子どもたちが大好きなサッカーを思い切りできる場所、
仲間と協力して成し遂げたときの達成感、負けたときの悔しさを感じられる場所、
一人一人が秘めている未知の可能性を発揮できる場所、
そんなグラウンドを私たちと皆さんとで一緒に子どもたちに届けたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
学生国際協力団体CUE
吉田珠広