パヤタス🇵🇭

DEARMEの活動拠点地、パヤタス🇵🇭

パヤタスはフィリピンのケソン市に位置し、首都マニラから車で3時間ほどのところにあります。
パヤタスには、1990年よりフィリピン各地から集められたゴミが集結しマニラの中でも、大きなダンプサイトの一つでした。
2000年のゴミ山崩落事故以降、ゴミ山は閉鎖になっていますが、今もなお、各地のゴミが集められるパヤタスエリアには、たくさんのゴミ置場やジャンクショップ(廃品回収業者)が存在しています。

DEAR MEのファッションショーに出演しているモデルの子ども達の多くは、この地域で暮らしています。また多くの家族は、ゴミから廃品回収をするスカベンジャーと呼ばれる職業で生計を立てています。
マニラの最低賃金1日537ペソに対して、この街で暮らす人々の平均賃金は、1日100ペソ〜300ペソです。

フィリピンに渡航した際には子どもたちの生活を知り距離を縮めるために必ずモデルとなる子どもたちのお宅訪問をします。
子どもたちの元気な笑顔からは想像しにくいですが、私たちはここで過酷な現状を知ります。中にはインタビュー中に泣き出してしますお母さんもいました。
それでも子どもがファッションショー出演することを誇りに思うとみんな答えてくれます。

子どもたちもこの生活の中で笑顔を絶やしません。夢を描くことを諦めません。
そんな子どもたちから毎回たくさんのことを学びます。みんなの笑顔と夢を守るためにDEARMEがあるのだと思います❤︎
彼らと共に未来に向けて歩んでいきます🌈