フィリピンにおけるコロナウイルス対応緊急支援活動に多くの方から支援金を頂き、フィリピンの方々に食料などを届けました。
現地NGO団体国境なき子どもたちのフィリピン支部より活動レポートが届きましたので報告します!
コロナの影響でフィリピンでは都市閉鎖が行われていました。DEARMEのファッションショーに参加してくれる子どもたちが住む地区の人々は、建築現場やゴミ拾い、露天商などで日々生計を立てているため、都市閉鎖による打撃はとても大きいものでした。
スラム地域の家庭からは「コロナに感染することよりも、空腹が怖い」という声が聞かれ、ビスケットだけでも買うために近隣の方のゴミ捨てをする子どももいたそうです。KnKが支援を届けるまでは近所同士や教会などで助け合いしのいでいたそうです。
6月に入り都市閉鎖は解除されましたが、貧困層への経済的打撃は計り知れず、路上では幼い子どもたちが野菜を売ったり、ゴミの中から食べ物を見つけ出す光景も見られました。
9月に入ってもコロナの影響で職を失い収入がない生活が続いてるという家庭が多く見られました。
そんな中KnKの現地スタッフが日本からの支援資金でDEARMEモデルも住む地区の家族113世帯に、お米やミルクなどの食料、石鹸、マスクを届ける活動を行いました。
・子どもたちからの声
「日本の皆さまからいただいたご支援に心から感謝します。私たち家族にとって大きな助けとなりました。皆さまの幸せを願っています」
・配布物資をうけとった人の声
「KnK は食料を配ったけれども、同時に、このパンデミックのさなかでも生き続けるこ とへの希望をくれた、そして KnK は私たちを大事な存在だと感じさせてくれた。」
この緊急支援に寄付してくださった支援者の方々、本当にありがとうございます。
私たちDEARMEも現地に行くことができず、もどかしい気持ちと、心配でいっぱいですが、現地スタッフと連携をとってこれからも子どもたちと家族と繋がり、お互い励まし合いながらこの状況を乗り切りたいと思います。
これからも応援よろしくお願致します!!✨