これまで、神奈川県立川崎高校や聖学院中学校で出張授業を行いました。
県立川崎高校での授業では、私たちの活動地であるフィリピン・セブ島の抱える「児童労働」と「定住できない問題」の2つを取り上げました。2016年夏渡航では、授業に向けての情報収集、リソース回収を行いました。「児童労働」については、現地のNPOにお話を伺った他、現地のボランティア団体「グローリアセブ」さんに同行させていただき、実際に働いている子供たちにインタビューを行いました。「定住できない問題」とは、不法占拠しているスラムの住民が強制的に撤去させられる問題のことで、実際に撤去を迫られた住民や、この問題に取り組む公的機関やNPOに話を伺いました。授業は約30人の生徒さんを対象に行い、ワークショップなども交えながら、セブの抱える問題について考えてもらうきっかけを提供することができました。