北グラの良さ

こんにちは。学習院大学ラグビー部の関里彩子です。
私が考える北グラの良さについて述べたいと思います。

まず一つ目。
これは学習院生100人に尋ねても100人がYESと答えるであろう「立地の良さ」です。
学習院大学目白キャンパスの場所自体がJR目白駅から徒歩1分であるというのに、
それに加えて「人工芝グラウンドまでキャンパス内にある」この魅力、
他大学の追随を許さない圧倒的王者……。
もしかすると、都内大学の立地の良さランキング永遠の1位では……!?

そして二つ目。
これは私が今年の夏休みに感じたことです。
学習院大学目白キャンパスには高層の教室棟はなく、必要な建物のみが多くの木々の中にずっしりと構えるような、静かで落ち着いた場所です。
その中、存在を誇示するかの如く広がる青き芝生は、特に目を見張ります。

私たちが立つこの一面の青さに対抗するかのように降り注ぐ日光も
きらきらしていました。
危険な暑さをもたらすものではありますが、
二度と得られないこの一瞬を、わき目も降らず走り抜ける選手たちを、
その先まで照らすような輝かしい光でした。

西門近くに設置されているため、教室棟に向かう学生や職員の方々は、
私達北グラ部活を必ず視界に入れて通り過ぎて行きます。
グランドでは忙しなく、かつ真摯に個人の課外活動における課題に向き合っている我々ですが、ふと耳をすませば、明るく心地よい学友の声が聞こえるのです。
不特定多数に見られている。そんな考え方もできます。
しかし、この恵まれた場所で正しく己と向き合っている我々にとっては
さらに胸を張り、晴れやかに若さを燃やす理由となります。

自動製氷機がなければ、選手はもちろんマネージャーであろうと
暑さを前に膝をつくような夏でした。
マスクの中は蒸れに蒸れて、無限に沸く汗はシャツの端まで濡らして。

それでも、ここで過ごせてよかったと思えるのは北グラが目白にあったからです。
北グラが一駅でも定期券外に位置していたら、二度と体験してたまるものかこの発汗量。
キャンパス最寄り駅=グランド最寄り駅。
​ありがたい環境だと思います。最高です。