インカレ予選への意気込み　#5

お久しぶりです。3年なつきです🌻

今回は「インカレ予選への意気込み」と共に、コロナ自粛を経て変化した私の心境についてお話させてください。

意気込みは、ずばり

「無失点」です。

ただ、正直に言えば不安な気持ちの方が大きいです。ずっと背中を追いかけてきた正キーパーの先輩は昨年引退して、学習院のキーパーは私だけになりました。サブキーパーとして過ごした2年間を経て、ようやく憧れの正キーパーになった…はずでしたが、現実はコロナウイルスの影響で予定されていた練習試合や合宿は立て続けに中止となり、正キーパーとしての経験を全く積む事ができない状態となりました。また、新歓活動も思うように実施できず、新1年生のサブキーパーを作る！という夢も実現できそうにありません。キーパー2人いればできる練習はたくさんあるのに、1人になった途端無力に等しい…。1人でも頑張るぞ！というガッツが足りず心折れてしまいました。

ホッケーのこと、部活のこと。自粛中考えなかった日はありません。心折れるくらい辛いと思ってしまった原因は何だったのか、自分はどう行動すれば良かったのか。何度も何度も考え直しました。

「自分が納得するまで物事に全力で取り組んでいなかった」これが問題の原因でした。

1人で練習できないなら、それを言い訳にせず1人でもできるメニューを考えたり、チームメイトに助けを求めたりできたはずです。しかし、私はそうやって難しく考えることから逃げました。自分を苦しい状況に追い詰めていたのは自分だと、ホッケーから離れ客観的に自分を見た時に思い直すことができました。要するに、自分に甘々だったわけです。

今までは、キーパー二人三脚で練習する日々が当たり前でした。良き先輩後輩として、良きライバルとして、互いに高め合える存在がすぐ側にいました。しかし、もう学習院のキーパーは自分しかいません。代わりもいません。サブキーパーの時の記憶のまま止まっている自分。技量をどれだけ高められるかは私自身のやる気の強さにかかっているのです。

残り約2週間、正キーパーの自覚を持ち、妥協せず、1本1本大切にして練習に向き合います。キーパーとしてボールを止める事はもちろん、守りの要としてDF陣との連携も徹底します。

たくさん迷惑掛けてきた方へ、感謝の気持ちはプレーで返したい。私にできる事はボールを止めて無失点で抑える、シンプルにただひとつ。

学習院の応援よろしくお願いします。

次は同期の島津です🏝