この秋に取り組むこと

こんにちは! 今回は私の”この秋に取り組みたいこと”について紹介しようと思います。

私がこの秋に取り組みたいことは、部活動において”少しづつでも自分の限界を伸ばす”ことです。


中高で部活らしい部活には所属せず、運動系の習い事の経験もなかった私はスポーツ活動をしている人にずっと憧れを持ち続けていました。そんな中、大学へ進学したことをきっかけに今までの自分とは違う、新しい自分になってみたいと思い立ち、少林寺拳法部に入部することになりました。

私が今までスポーツを始めなかった理由として体力のなさが挙げられます。小学生の頃、私は医師に”この子は走って学校のグラウドを一周することもままならないであろう”と言われるほど体力がありませんでした。実際に年少期には筋肉が普通の人より発達しにくい体質だと発覚し、普通の子にとってなんでもないことであろう”午後まで座って授業を聞く”ということも体力的に難しく、午前中のみ授業に参加して午後は家に帰るか保健室で横になることが多かったです。海外にて漢方薬による体力増強の治療を受けてからそれらの症状はだいぶ改善されましたが、やはり周りの子に比べて筋肉や体力がないのは変わっていません。そんなバッググラウンドを持つ私が運動系の部活を始めたいと言い出したことで両親からはかなり心配されましたが、そんな親の心配を振り切って入部を決意しました。

最初は初めて始めるスポーツに胸が高鳴り期待に満ち溢れていましたが、すぐに体力面の問題に直面することとなりました。道場にて修練をしている間はなんとか耐えているものの、家に帰った途端に体力の限界が来てしまい何もできず気絶するように眠ってしまうことがしょっちゅうでした。疲れが取れにくい私は、一回眠っただけでは体力が回復しきれずに次の日までずっと疲れが残っていることも多々ありました。そのような状態での部活と勉強の両立は難しいのではないかと両親に心配されていたところ、私が高校生の頃に怪我をしてしまった後遺症が残っている部位を部活中に強く打ってしまったことをきっかけに両親に部活を完全に反対されてしまいました。

紆余曲折あって両親は私が部活を続けることを渋々ながらもなんとか認めてくれましたが、まだ入部を決めてから半年足らずで挫折感に苛まれることとなりました。体力面や足の怪我でいろいろと問題のある私が、果たして引退まで部活を続けることができるのか不安になることも多かったです。
しかしこのまま部活を辞めてしまったら、私は昔から何も変わらず体力のなさを理由に何もできなないままだと感じ、何より一生後悔すると思いました。人生最後の学生生活は、やりたいことを思いっきり成し遂げ、今まで変わりたいと思っていた自分を自分の力で変えてから終わらせたいと考えています。

今までの自分を変えると言っても、すぐに変えられるものではないとわかっています。そのため、日々の努力を重ねて少しずつ変えていけることができたなら上出来だと今は考えています。そのためこの秋のみに限定せず、自分のスピードに合わせて自分を成長させるべく努力していきたいと考えています。

長くなりましたが、以上が私の”この秋に取り組みたいこと”です。ありがとうございました!

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