新卒社員へ求めるもの-367万分の1の道-

記事を読んでくださる皆様、いつもありがとうございます😊
今回は社会人1年目の方、もうすぐ社会人となる方達に向けた個人的な想いを記事にしたいと思います✨

(人生は選択の連続)
現在日本には367万社の企業があるといわれております。その中から1社を皆さんは自分の意志で選択されました。選択した企業に対して何かしらの魅力を感じたからこそ選択し就職したのだと思います。現在の日本のほとんどの企業は皆さんのような若い人材を求めており選択肢の幅はものすごく広くご自身の希望にかなり近い形での選択を行い入社を決意されたのではないでしょうか。

人生は選択の連続です。選択した内容で自分の人生が変わるといっても過言ではありません。社会人として最初の大切な選択を皆さんは行ったのです。これからの長い社会人の道においては正しい選択が常にできる訳ではありません。皆さんが務める会社の社長や役員、上司や先輩は正しい選択だけでなく沢山の間違った選択をしてきました。この間違った選択は「失敗」と呼ばれるものです。失敗は経験値となります。経験は積めば積むほど未来は変わります。当然失敗したら軌道修正し同じ失敗をしないようにしますよね。この繰り返しが出来る人と出来ない人で選択できる物事の幅も増えていくのです。失敗を怖がらないでください。どんな偉人もどんな成功者と言われる人も成功より失敗の数が多いのです。とにかく新しい事へどんどん挑戦してください。


志望した企業に入社したらゴールでは無くスタート)
これまでは同じ年齢の人達と競争し勝ち抜いてきたからこそ皆さんは志望した企業に入社する事ができました。そこはゴールではなく社会人としてのスタートです。これからは年齢は全く関係ありません。自分よりも1回りもそれ以上歳の離れた先輩や上司の方達と成果を競っていかなくてはなりません。その競争には人生がかかっています。

ネット上で見つけた記事ですがアメリカでこんな実験があったそうです。
50人が一列に横に並んだ状態でいくつかの質問します。
「毎日両親とご飯を食べていた人は一歩前に、小さい頃からスマートフォンやパソコンを使っていた人はもう一歩前に、塾に通えていた人はもう一歩前に、私立の学校に行けた人はもう一歩前に」と質問を繰り返していくと、最終的に質問が終り周りを見ると一列にスタートするのではなくスタートラインはバラバラでした。この結果から人生は平等ではなく公平でもないという厳しい現実がわかりました。

生まれてきた環境だったり育った環境でスタートラインは全員が違うのです。しかし平等ではないことに文句言っても何も始まりません。生まれた瞬間に裕福だったり貧乏だったりで学生時代に好きな事が出来た人とそうでない人がいる事は仕方ない事であり過去の不平等な環境については決して皆さんの責任ではありません。しかしこれから社会人として生きていく上ではそうは言っていられません。これからにしたい家族、子供、恋人ができたらときその人達に貧しい想いをさせたり、やりたい事をさせられない環境としてしまった場合は間違いなく皆さんの責任なのです。
だからこそ人より努力しなくてはなりません。だからこそ人より日々学んでいく事が大切になります。だからこそ人より考える必要があります。だからこそ人より自分に厳しくならなければなりません。その積み重ねが他人との差を埋め追い越していく事になるのです。


とあるネット記事を見るとZ世代は「仕事に打ち込み、地位や名声を得るなど成功を収める」ということよりも、「自分の趣味なども大事にしながら、家族と安定して暮らしていく」ことを理想としている人が多いとみられるとありました。
ワークライフバランスはとても大切です。仕事が全てという時代ではありません。しかし仕事は生活の中心であることは今も昔も変わる事のないものです。
あくまで個人的な意見ですが、趣味を大事にするにも、家族と安定して暮らすにも仕事というものを大切にしなければ実現しないという事ははっきり言えます。なぜなら若い時は収入に大きな差もありませんが、5年、10年と歳を取っていくと生活環境は変わり支出も年齢と共に増加していきます。また仕事を頑張って成果を出してきた人とそうでない人では収入に大きな差がつきます。それはプライベートを満足に過ごす事ができなくなったり先程記載した家族に対しての責任が果たせない事につながると思っております。当然お金が全てではありませんが仕事を行い賃金を得る事は生活の基盤であり自身や家族の将来の可能性を広げる事となるのです。
その上で仕事においては皆さんや皆さんの勤める会社の先にはお客様がいるという事を忘れてはなりません。お給与はお客様から得た収益から頂いているのです。ここをきちんと理解できないと「給料が安い、一所懸命働いても無駄、残業なんてしたくない、仕事がキツイ」と似た者同士で週末の居酒屋等で愚痴や泣き言を言い合ったり休日にSNSでネガティブな呟きをするだけの選択肢の少ないつまらない人生となってしまうかもしれません。


最近は出世に対してネガティブな人が全世代で増えたともいわれております。出世したくないと思う理由を見ると、「仕事量が増えて残業が増える」「責任のある仕事をしたくない」「プライベートを大事にしたい」との理由が大半を占めているようです。
新人と先輩の仕事内容や仕事量は当然違います。新人と先輩が同じ仕事内容や仕事量であった場合は間違いなく会社は成長しません。何故なら仕事は作業ではないため経験を積んでいく事で自ら仕事の量を増やし仕事の内容を深めていくものだからです。
作業とは言われた通りの事を言われた通りにする事を指しマニュアルがあればその通りに行い誰がやっても同じ結果(成果)になることです。仕事とは、言われたことを完成させた上で、さらに「これでいいのか」と疑問を持って、自分なりの⼯夫を施し成果を生み出すことです。また仕事とは個人や会社の業績を上げていくための活動となり自身で考え行動し結果を出していく事を指します。
現代社会においては残業は厳しく制限されております。多少残業となっても仕事があるという事に感謝すると同時に生産性を高める工夫を施し時間内に完了するようにすればよいのです。また仕事と作業の違いを理解し仕事が増える事に対する喜びや成果に対する達成感を追求していって欲しいと私は思います。
責任は仕事をする上で必ず生じるものです。責任ある仕事と責任の無い仕事を区別している時点で社会人として失格です。なぜならば仕事とはどんな部門であれ常にお客様が先にあるからです。責任は大きくなればなるほど得られる報酬も大きくなります。報酬が増えると人生の選択肢も広がります。なにより自分自身の成長につながるのです。
プライベートを大切にする上でも仕事は関係してきます。仕事が上手くいけばプライベートもきっと充実しているはずです。逆に仕事が上手くいかなければプライベートも楽しくないはずです。仕事はプライベートに大きく影響を及ぼすのです。

なにより出世するかどうかは他人が評価する事であり自分自身で決めるものではありません。もしこれからの人生で昇進する機会が巡ってきたときは是非その機会を掴んでください。機会は何度もありません。自らその機会を離してしまうと必ず将来公開する事になります。やれるかどうかはやってみないとわかりません。何事にも挑戦し失敗したってやり直せばいいのです。出世をネガティブに捉えているという事は自分や家族の可能性を自ら潰してしまうかもしれません。気を付けたいものです。

また仕事は一人では完結しません。この事はとても大切な事です。上司の方、先輩、同僚がいるからこそ仕事が成立しているということをこれから定年するまでの間、忘れずに周囲の方達へ感謝をもって接してください。人間関係で悩む方が多いと言われるのはこの事を理解できていない方が多いからだと思います。気配りが出来るように訓練しましょう。そして後輩ができたり昇進したときは特に目下の人へ対して気配りができる大人になってください。きっとそういう人が組織に良い影響を与え組織の成果も大きくなっていくと思います。
これからの長い社会人としての時間は当然良い事もあり辛い事もあります。失敗したときや辛い事があった時こそ周囲のアドバイスに耳を傾け自分の短所を直すよう努力する事もとても大切な事です。頑なに自分のスタイルを貫き通そうとせずに謙虚になる事は簡単なようで難しいものです。

最後に私の個人的な意見としては大切にすべきは人生の中の多くの時間を費やす仕事を通じて自分や家族の人生をどう創っていくのか」すなわち「何のために働くのか」であるといえます。
これからの長い人生をどんなふうに生きていきたいかを一度真剣に考えてみると良いのではと思います。



いつも記事を読んで下さりありがとうございます🙇
短く記事を書こうと思っても長くなってしまい最後まで読んで下さった方には感謝しかありません😭この記事が若い皆様の力に少しでもなれることを願っております✨


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