【引退のご報告】

​いつも弊部を応援して頂き、ありがとうございます。この度、我々 法政大学軟式野球部は
11/13(日)より大阪府で開催されました、第45回全日本大学軟式野球選手権大会にて、準々決勝で敗退しベスト8という結果で閉幕しました。

はじめに、今大会の開催にご尽力賜りました関係者や運営の皆様方、ならびに球場まで足をお運び頂いた皆様、LIVE配信や一球速報等で応援してくださった皆様への多大なる感謝を、この場を借りて申し訳上げます。

夏出場した選抜大会のリベンジをすべく挑んだ今大会。初戦の沖縄大学との対戦は投手戦となるも1-0で逃げ切り、2回戦の熊本県立大学戦は10-0のコールド勝ちで圧倒。3回戦には今夏王者の白鴎大学と互角の戦いをするもあと一歩及ばずベスト8という結果に終わりました。

前年の春と秋に行われた新人戦である阿久沢杯では2季連続初戦敗退となり、誰もが“新チームの法政は大したことない”と思ったことでしょう。

そこでチームのプレーを基礎の基礎から見直し、昨年全国制覇した先輩たちを追いかけて“逆襲”のスローガンの下、皆がどのチームよりも努力したという結果が2季連続での全国ベスト8という成績に、そして敗退後の涙につながったと思います。そして、その流した涙が次の代につながることを信じています。

​​"逆襲"のスローガンの下で戦い、このチームが残してくれた魂は後輩たちに必ず受け継がれていることは間違い無いです。​来年は全国大会やリーグ戦の大一番で出場した選手が多く残ります。全国大会の優勝旗の奪還は後輩達に託しました!!


これからも本学への温かいご声援、よろしくお願い致します。

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また今大会を持ちまして3年生21名は引退となります。

コロナ禍1期生として軟式野球部に入部し、2年生まで試合に出れる機会が多くない中で腐らず努力を重ね、主将の菊本を中心に法政らしい“気持ちの野球”を体現してくれるようなチームでした。

多種多様なキャラクターの選手がおり、大変なことも多くありましたが“強い法政”を継続することに関しては全員が同じベクトルを向いて真摯に野球に向き合える代でした。


不動のリードオフマン服部匠吾。1番打者として公式戦全試合にスタメン出場。秋季リーグには最優秀選手賞を受賞しリーグ優勝に大きく貢献してみせた。


メジャーリーガーこと三輪宣彰。怪我にも苦しんだが、熱心に研究を重ねた打撃は年々向上。選手権大会2回戦では得意の流し打ちで勝利をグッと引き寄せるタイムリースリーベースを放った。


日本一の2番手セカンド照井雄太。何よりも基礎を大事にし、今年1番の成長を見せてくれた。主に代走での出場だったが、短い出場機会でもそのプレーは輝きを放った。


春季リーグではMVPを獲得し攻守の軸となった濱田健斗。最後の秋は怪我を抱えながらの出場だったが、成績でも2季連続の打率3割と努力の賜物を見せてくれた。


ベンチでチームを大きく支えてくれた西出朋晃。ベンチで的確な指示、ベンチワークを見せチーム力の向上に大きく関わった選手。秋季リーグ早稲田戦ではチームの流れを大きく変えるタイムリースリーベースを放った。


チーム1の俊足と通る声を持っている町田太陽。彼の声と1打席にはチームを変える力を持っており、秋季リーグ慶応戦では持ち味を存分に活かし2打数2安打をマークした。


素晴らしい身体能力をもつ池田晴哉。最後の大会ではベンチ入りが叶わなかったもののチームでも抜群の身体能力を持っており、特に肩では群を抜いているものがあった。


エース新村竣。リーグ戦での成績は振るわなかったものの、選手権大会前に覚醒。2回戦では5回無安打投球を見せ、自慢の速球も140kmをマーク(?)して見せた。


大きなカーブを持ち味に幾度となくチームのピンチを救った法政の火消し役 藤野由拓。秋季リーグの立教戦では1死満塁で登板し3球で無失点に抑え、「藤野の3球」と語り継がれている。


サードランナーコーチとして攻撃の大きな軸となった渡辺和暉。肩の怪我に苦しみ2年間を過ごしたが、最後の秋には内野手として完全復帰。また彼のコーチャーの信頼度はチーム全員のお墨付きであった。


連盟委員、夏までは学生コーチとして仕事を全うした藤川丈嗣。誰よりも誠実に野球に取り組む姿勢はチームの模範であった。夏以降は進路のため活動に参加できなかったが、連盟委員として最後の最後までチームに貢献してくれた。


チーム1のスイング力を持つ大山仁一朗。誰よりも振ってきたバットの成果で秋季リーグではベストナイン、選手権初戦の沖縄大学戦では決勝点の口火を切るツーベースも放った。


陰の立役者 富澤壮志。出場機会は中々回ってこなかったものの、球種や配球のデータをとり勝利の陰の立役者であった。秋季リーグの慶応戦での打席では誰よりも大きい声援を受けた。


主に代打での出場となったが、腐らずバットを振り続けた 小池悠馬。夏の選抜大会2回戦 東京理科大戦ではお手本のような逆方向へのタイムリーツーベースを放ってみせた。


Mr.破天荒、原大和。卓越した野球センスと野球観を持ち合わせており、春季リーグでは攻守に活躍を見せた。また円陣隊長としてもチームを鼓舞し続けた。


みちのくの守備職人、松浦匠。主に守備での出場であったが、その安定感はチーム全員が認めるものであり、秋季リーグ優勝の瞬間もレフトのポジションで迎えた。


様々な面で献身的にチームを支えた南川紗輝。チームのInstagramを主に担当し、モチベーションムービーや画像の作成で弊部のアカウントを彩ってみせた。


マネージャー長としてチームを統括した中島さくら。記録員として全試合にベンチ入りし、26人目のメンバーとして声で存在でチームに貢献してみせた。


副キャプテン、久米健互。2年時投手として苦しんだものの今季から外野手へとコンバートすると、不動の2番打者攻守にとして活躍を見せ、秋季リーグでは二刀流で活躍。打っては最高出塁率、投げてはチーム1の防御率を誇った。

以下コメント:
去年の先輩が最高の形で引退し迎えた新チームでは新人戦で1勝もする事ができない最弱チームから春秋とリーグ戦を優勝し、2度も全国大会を経験できたのは現役の選手・マネージャー・OB・選手の親など関係者の方々が支えてくれた賜物であると感じています。全国大会ベスト8より先の景色を見る事はできませんでしたが、チーム一丸となってスローガンの「逆襲」を体現できた一年になったと思います。最高の大学生活でした。


副キャプテン、柳澤秀斗。キャプテンが不在の選抜大会では熱い魂でキャプテンを務めた。妥協なく取り組んだ練習の成果は選手権大会3回戦白鴎大学戦でのタイムリーヒットが証明してみせた。

以下コメント:
先輩方の全国制覇という偉大な成績に反して、新チームは新人戦全敗とどん底からのスタートでした。「逆襲」というスローガンを掲げて挑んだ1年、全国制覇という目標は叶いませんでしたが、優勝校の白鴎大学をあと一歩のところまで追い詰めることができました。ここまでの戦いができるとは新チーム始動当初は誰も想像していなかったと思います。しかしそんな戦いをしてもなお、敗戦後には多くの選手が悔し涙を流していました。それだけ真剣に野球に取り組み、本気で全国制覇を目指すチームへと成長したのだとその光景を見て実感しました。全国制覇という目標は、この悔しさを味わった後輩たちが必ず達成してくれるでしょう。部員のみんな、今まで本当にありがとう。これまで弊部を応援してくださった方々、ご支援してくださった方々にも心より感謝申し上げます。今後とも法政大学軟式野球部を宜しくお願いします。


1年間個性的なチームのキャプテンを務めあげた菊本貴之。日本代表に選ばれたリーダーシップと勝負強い打撃でチームを引っ張ってみせた。誰よりもひたむきに練習・試合にとり組み、最弱とも呼ばれたチームを全国へ導く原動力となった。

以下コメント:
今回の全日本大学軟式野球選手権大会は昨年の優勝校として2連覇を目指す大会となりました。
大会を通じて今年のチームスローガンでもありました「逆襲」の精神のもと部員53人は本当によく戦ったと思います。しかしながら、結果はベスト8と目標である優勝には惜しくも届きませんでした。
今大会で3年生は引退します。コロナ禍の中入学し、思い描いた学園生活を送ることが難しかった私達にとって軟式野球部の存在は非常に大きなものであり、これ以上ない青春でした。後輩たちには私たちが成し遂げられなかった日本一を目指して「強い法政」を継承してほしいと思います。
これまで弊部の為にご尽力頂きました皆様にチームを代表して感謝申し上げます。ありがとうございました。



これまでたくさんの応援、ありがとうございました。





最後に、1年間ブログを読んで下さりありがとうございました。​ほとんどが試合結果のご報告という形になってしまいましたが、少しでも弊部を知るキッカケになっていれば良いと思います。


また、私は来春以降に就職活動が落ち着き次第チームに復帰するという形になりますが、こちらのブログは次期主将の井上をはじめとした新チームの方に引き継ぎたいと思います。



来年度以降もご声援のほどよろしくお願いいたします。


法政大学軟式野球部 
学生監督 清滝健介

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