こんにちは。石川ゼミ3年の加藤志織です。4月10日〜13日に専修大学の箱根セミナーハウスでゼミ合宿を実施しました。(3泊4日)その概要や感想を本記事では合宿係の私が代表して述べていきます。※本合宿は本学の許可を得たうえで、1日3回の検温とマスク着用による感染対策を徹底した上で実施しました。
【合宿の概要】
今回の合宿では、1〜3日目の前半で井上達彦著『ゼロからつくるビジネスモデル』という500P近くにも及ぶ1冊の分厚い教科書を使用してゼミ生各々が担当章を発表し、それについて議論してビジネスモデルについての理解を深めました。3日目の後半では石川先生からビジネスコンテスト出場に向けて、ビジネスプランニングについてのレクチャーを受けました。そして合宿最終日には決まったばかりのビジネスコンテストの出場メンバーで顔合わせとテーマ決めを行いました。例年であれば去年の夏にも合宿を開催する予定でしたが、コロナウイルスの感染拡大により中止になってしまっていたため、私たち21期生にとって今回は初めての合宿でした。
【合宿の1日の流れ】
合宿の1日の流れ(ある1日の例)としては
6:30 起床
7:00 朝食
8:30 ゼミ活動
12:00 昼食
13:00 ゼミ活動
17:00 休憩
18:00 夕食・入浴
20:00 ゼミ活動
22:00 就寝
といった感じになります。朝から夜までほとんどゼミ活動を行っていました。1日中泊まり込みで勉強するといった体験は中々出来ないのでとても貴重な経験になったと思います。かといって勉強ばかりではなく、合宿3日目は箱根神社などを観光し満喫することが出来ました。
【楽しかったこと】
コロナ禍で3密を避けることを徹底して行われたゼミ合宿でしたが、それでも十分に楽しむことが出来たと思います。中でも1番印象に残っているのは、箱根神社にゼミ生全員でお参りに行ったことです。これまでコロナウイルスの影響で、ゼミ生全員で遊びに行く機会がなかったのでとても新鮮でした。これまであまり関わったことのない人とも交流することが出来ました。箱根神社の大きな鳥居で集合写真を撮ったり、ペリカンボートに乗ったり、出来立ての温泉まんじゅうを食べたりと、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。観光以外でも、セミナーハウスには卓球スペースがあったので白熱した試合を休憩時間に行いました。更になんと天然温泉もあったので温かい温泉で心身ともに安らぐことが出来ました。また、女子部屋に3匹も蜘蛛が出るというハプニングもありましたがそれもまた一興です。笑
【勉強になったこと】
今回の春合宿では、前半ではビジネスモデルを学ぶ意義やビジネスモデルのフレームワーク・創造サイクルなどのビジネスモデルの基礎を学び、後半では主にそれを実際のケースに当てはめて考えていきました。私が特に重要だと思ったのは、ビジネスモデルを作る際に「分析」→「試作」→「検証」のサイクルを回すことです。具体的にまず、「分析」で事実を整理した上で、分析した事実から重要だと思ったことを飛躍させて「発想」します。そして「試作」では「発想」したことを形にし、最後に「試作」したものが実際に市場に受け入れられるかどうかを「検証」します。このサイクルを繰り返すことでアイデアをより洗練させることが出来るのです。このサイクルは実際にビジネスモデルの構築をする際に役立つとかんじました。
【合宿を終えて今後の意気込み】
今回の合宿で間違いなくゼミ生同士の親睦やビジネスモデルに対する理解は深まったと思います。今後『神奈川産学チャレンジプログラム』や『関西大学ビジネスプラン・コンペティション』、『CSVビジネスアイデアコンテスト』など多くの出場予定のビジネスコンテストが控えているので、合宿で学んだビジネスモデルの作り方や、3泊4日で育んだゼミ生同士の絆を生かしていきたいと思いました。