ここはとある世界のとある国。
キラキラした世界でもなく、悪魔がはびこるような世界でもない。ただのなんの変哲もない国。
さて、今日も議論が白熱しているようですね。少しのぞいてみましょうか。
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シマウマ「どうした。浮かない顔して。」
シカ「本当の自分ってなんだろうって思ったことある?一向に見つからないんだ。」
シマウマ「な〜んだ。そんなことか。」
シカ「おまえは見つかったのか!?」
シマウマ「そんなもん見つかるわけない。だって、ないんだから。本当の自分なんてもんはない。良いことをしてるおまえも、悪いことをしてるおまえも、愛想笑いしてるおもえも、自分を演じてるおまえも、そうやって悩んでるおまえも全部おまえなんだ。決して自分が不幸なんて思うなよ?」
「感情は天井。雨漏りは厳禁。」
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ナレーター
「自分の長所ってなんだろう。本当の自分ってなんだろう。考えれば考えるほどわからなくなる。
これは一つの考え方にすぎないけど、本当の自分なんてないんだ。今やってること全部が自分。そう考えると短所も長所に思えたり、次へと行動できるきっかけになるのかな?」
出典「とある国のとあるお話③」