第2の大学生活(1回生9月~1回生3月)

1回生前期、ボランティア団体で自分の個性をフルに生かせました。しかし、心のどこかにはやりきれなさが残っていました。その理由は、学生であるにも関わらず「勉強」の時間が極端に少ないことにあったのです。
僕は家族の影響もあって「勉強」の優先順位は幼いころから高かったですし、学歴、偏差値による番付も極端に信じていました。大学受験で第3志望にも落ちた時には、「絶対大学4年間で勉強の成果を出して見返す」と決め、入学式の帰りには資格試験の本を買って帰りました。(結局続かなかったですが)
しかし、いざ入学してみると大学はあらゆる面で高校とは違いました。
勉強させる習慣のない日本の大学、出身大学で優遇するくせに大学の成績は見ない企業、学歴で入社後の出世はもちろん、結婚相手まで決められる社会(どこまで事実なのかはわかりませんが)
全てが嫌になり、後期が始まると共にほぼ誰にも相談せず、退部の申し出をしました。
IVUSAにも顔を出さず、毎回1番前の席で授業を受け、終わったらすぐ家に帰っていました。ですが、大した結果はこの時期には得られませんでした。やけになった僕はなぜか、全くガラじゃない(というか知らない)飲みサーを作ろうとし、2週間で挫折しました。コンプレックスと向き合おうとするも向き合えない、人の何倍もの時間をかけ、我慢をしているのに結果も出せない、思い出したくもない時期でした。毎日明日が卒業式だったらいいのにと思っていました。
しかし、こんな状況に陥った理由が分かってきます。そして、2回生になり僕はこの地獄を抜け出すことができたのです

第3の大学生活 に続く

宮崎 将宇
2020.07.28

すんません、日を越す直前になります