言葉の責任

小学3年の時、家族でお出かけに行った時、レストランの看板メニューが売り切れていたことで拗ねた当時の僕は「もう何も食べへん」と言いました。

母はそんな僕に何か食べさせようと色々探し周り、僕もそのうち機嫌もおさまり性懲りもなく「食べるー!」と言い出したのですが父からは、

「いや、自分で何も食べへんっていったんちゃうの? 食べる食べへんは自由やけど自分の言ったことには責任持て」 と言われました。その日は本当に何も食べなかったですし、ずっと険悪でしたね(笑)

こういったことは1回2回ではなく、父は僕の言うことを尊重する反面、幼かろうと言ったことをなかったことにして逃げるのは許さなかったですね(ひどい時には大晦日に揉めて、元旦まで長引いたこともあります)

この年になっても、少しの言葉の齟齬でも突っ込まれたりするので父と話すときには緊張感があります。

しかし、

「言ったことに責任を持つ」

当たり前っちゃ当たり前ですが、この当たり前を幼いころから徹底した教育があったからこその今の芯の強さは間違いなくあるなあと最近になってつくづく思います。