皆さんこんにちは。Pando運営本部の宮井です。
先日、Pandoアンバサダー、K-Jee選手の応援の為、K-1 KRUSH FIGHT.104初代クルーザー級決勝戦を観戦しに行きました!!
昔から僕は格闘技を見るのが大好きで、今回のK-Jeeさんの試合観戦はなんとしてでも見ようと進んで参加しました。
というのも、僕自身も7月にキックボクシングを始めたばかりで、プロの試合があるなら絶対見に行かねば、、、と思い行動に移しました。
そこで、今回は興味津々で見に行った僕の視点でK-1 KRUSH FIGHT.104初代クルーザー級決勝戦を紹介していきます!!
命をかけた激しい戦い
舞台は後楽園ホール、数々の格闘技の歴史が詰まった聖地です。
この日の試合数は12試合、出場選手全員が独特なオーラを放っているようで、とても見ごたえのある試合内容となってました。
そんな歴史ある場所でK-Jeeさんが務める、最後の締め!! ダブルメインイベント第1試合(初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント・決勝戦)が行われました。
会場の入場開始当初からいた我々スタッフは第一試合から選手達の戦いに釘付けでした。
何試合か印象に残ったものを紹介していきます!!
〈第4試合 瑠久選手・松岡選手〉
こちらは瑠久選手と松岡選手の試合です。
第1Rは松岡選手の華麗な足技(膝蹴り)で瑠久選手がダウンしましたが、第2Rでは瑠久選手が多彩な攻撃で的確に顔面をとらえKO勝利で終わりました。
瑠久選手の下がらずに戦い続ける気持ちの強さ、松岡選手のサウスポーからの華麗な足さばきに僕を含め会場の多くの人が感動していました!!
<第6試合 金子選手入場シーン>
派手な衣装や演出で入場してきたのは第3代K-1 KRUSH FIGHTバンタム級王者の金子選手です。金子選手は3月の試合で右の拳を怪我しており、今回が再起戦!!
開始のゴングがなり、両者拳を合わせてのスタート直後、金子選手が素早い左ミドルを打って会場を驚かせました。
<第6試合 金子選手・林選手>
こちら試合に夢中になりすぎて最後の判定結果しか写真を撮っておりませんが、お互い技術が高かった印象でした。
勝利をつかんだのは金子選手でしたが、お互い一歩も譲らずに勝利に向かって戦い続ける姿勢は勝敗関係無くとてもかっこよかったです。
それでは皆さんお待ちかねのメインイベント第1試合 K-Jee選手 VS RUI選手の試合について紹介していきたいと思います。
親友同士の戦い
戦いの前に2人の背景を軽く紹介します。
実はK-Jee選手とRUI選手は10年来の親友でもあり同じジム出身であり、日々トレーニングを行い、一緒に過ごしていました。(https://pando.life/k-jee/article/3979)〈RUI選手・K-Jee選手〉
対戦相手RUIについて ~お互いK-1格闘家として生きていく~
一緒にスパーリングや同じ大学に進学、同じジムでインストラクター、同じ日にデビュー戦、片方が試合の日はセコンドに入るくらいの仲の良さ、お互いがプロの道を進み、共に歩んできた兄弟のような関係の2人が戦う事が決定した時、皆さんは自分に置き換えたらどう思いますか?僕は「昔から一緒の幼馴染と本気の殴り合いをして勝者を決めろ」と言われたら出来ないと思います。
皆さんもK-Jee選手、RUI選手、2人がどのような気持ちで試合までトレーニングを行い、試合に挑んでいったのか、それを考えながらK-Jee選手とRUI選手の試合を見て頂けると幸いです!!
K-1 KRUSH FIGHT.104初代クルーザー級決勝戦本番
会場が暗転になり、軽快な曲で入ってきた2人はお互い覚悟を持った顔でした。〈ダブルメインイベント第1試合 K-Jee選手入場シーン〉
クルーザー級(90キロ)の大きな体格は回りの人と比べると一目瞭然です。
K-Jee選手は185cm、RUI選手は193cmとまさに重量級の試合。
お互い向かい合う姿は何とも言えない迫力で会場の空気も変わりました。
〈K-Jee選手・RUI選手〉
いよいよゴングがなり、ベルトをかけての勝負が始まりました。
第1RではRUI選手の長いリーチにK-Jee選手も苦戦していました。
RUI選手の武器と言われる大きい身長からの膝蹴りは「当たったら死ぬだろ!!」 というくらい強烈な印象でした。
実際に格闘技ジムで膝蹴り、肘打ちを教えてもらう際には、一般人に向けては絶対にやるなと念を押されるほど危険な技です。
しかし! それに負けずにK-Jee選手は膝蹴りを見切り、鋭い攻撃を繰り出します。
両者、一進一退の攻防を続け、第1R終了のゴングがなります。第2R開始、2分を切った頃、RUI選手のガードのスキをつき、K-Jee選手はストレートを放ちそれに効いたRUI選手にラッシュを仕掛けます。
RUI選手はダウンするも立ち上がり、再び打ち合いを始めます。
この時、僕はどちらも応援していたのを覚えています。「K-Jee選手頑張れ!!」「RUI選手立って膝蹴りを入れてくれ!!」などと思っており、もう意味が分からなかったですね。
何が言いたいかというと、K-Jee選手、RUI選手どちらもチャンピオンのベルトをかけて戦っている姿はとてもかっこよく、どちらが勝っても心から喜んでいたと思います。
RUI選手ダウン後、激しい打ち合いを制したのはK-Jee選手でした!!
RUI選手は2度目のダウンをして試合終了のゴングがなりました。会場は大きく盛り上がりを迎えK-1 KRUSH FIGHT.104初代クルーザー級決勝戦はK-Jee選手の優勝が決定しました!!
起き上がって来たRUI選手はK-Jee選手とお互いを讃え抱きしめあい、K-Jee選手の腕を高々に掲げました。この時は両者激しい戦いで感動し少しウルっときました。
祝優勝!!
優勝が決まりK-1 KRUSH FIGHT初代クルーザー級のベルトが巻かれました!!
体の大きいK-Jee選手に良く似合う特大ベルトでした!!
このベルトを巻くために、多くの選手が練習を行い戦ったんだと改めて考えさせられる瞬間でした。K-Jee選手のフォローを行っていたトレーナーやセコンドの方達です。
プロフェッショナルの意識
この試合で感じたのはお互いプロとして勝負をしているのだと分かりました。
親友同士、どんなに仲が良くても、お互いを尊重し恨みっこなしで戦いを行っているんだなと感じました。
格闘技の世界では、いくら仲が良かろうが、お互いを研究しあい、全身全霊で勝負に挑み勝つ。
これは、格闘技に興味がない方、殴られてるのが痛そうで見れない、そんな方も一度は見たほうが良いと思います。
覚悟のある者達が戦う意志というものを僕達が体験し、それを伝えていく必要があると思います。
そして、こういったプロフェッショナルの意識は僕達が普段仕事を行っている、クインテットでの考え方ととても似ています。
全身全霊で物事に挑み、最大限の結果を出す。これは格闘技や仕事、全てに通ずるものだと
頭ではなく肌で感る事が出来ました。
試合後(おまけ)
弊社代表と我々はK-Jeeさんの試合後打ち上げに招待してもらいました!!
各自席につき、試合の感想を皆で話していると本日の主役、K-Jeeさんが来てくれました。テーブルで全員目を輝かせてK-Jee選手を見ていると、記念写真やお話の為、1人1人のところに来てくれました。
弊社代表の松下とKNOCKの代表もK-Jeeさんの応援に駆けつけてくれました!
K-Jee選手、、、やはり、実際に間近で見るとやはり大きい、、、とにかく大きいです。
心優しいK-Jee選手がベルトを持たせてくれました!!
ベルトもかなりの重量感があり、僕が担いで偉そうになってますが、重すぎて片手だとしっかり持てないんです、、、。多めに見てください。
打ち上げは夜遅くまで行われ、クインテットチームは若干名残惜しさを残しつつ帰りました。
その日は寝るまで試合の興奮が収まらず、ずっと動画を見返していました。
以上が今回の試合レポートでした!!
今後もK-Jee選手のサポートをしつつ、今度は一緒にロードワークなど体験し、記事にしていきたいと思います!!
最後まで読んで頂きありがとうございました🥊👼🥊