僕は今まで12ヶ国行ってきたなかで特に印象に残っているのは去年3月に行ったイタリアのフィレンツェです。
なぜフィレンツェかというと、フィレンツェの街に広がっていた圧倒的非現実的空間を肌で感じたからです。また、世界を旅していて始めて鳥肌が立ったのもこのフィレンツェであったからです。
フィレンツェのシンボルとも言えるサンタ・マリア・デル・フィオーレという大聖堂を目の前で見た時鳥肌が立ちました。日本とは違う建築物ばかりで生でみるとヨーロッパ建築の素晴らしさを身に染みて感じました。
フィレンツェには多くの観光スポットがありますが、中でも街の中心部にあるシニョーリア広場が僕の指3本にも入る印象的な場所です。ここには多くの観光客が訪れていてストリートミュージックもありました。写真のように夕暮れ時、空がオレンジ色に染まった時に、この広場でかの有名な曲である「Time to say goodbye」が演奏されていました。僕はこの瞬間が今でも忘れられないです。オシャレな街に響く素敵なメロディ。ヨーロッパを象徴するといってもいい"優雅さ"を強く感じました。
ヨーロッパに行って気付くことはたくさんあります。まず街自体が日本と違う。建物も違う。人柄ももちろん違う。様々な違いに気付くなかで1つ大きな違いを感じことがあります。それはヨーロッパの人々ののんびりとした過ごし方です。仕事などに追われていると思う日本人と違い、昼からテラス席で優雅にお酒を飲み、のんびりしてみんなで談笑する。そんな光景が街のあちこちで広がっていました。良い意味で時間を忘れ、仕事とプライベートとの区別がはっきりしていて、いつかこんな過ごし方を自分もしたいと感じました。
このように海を渡って遠い国へ行くと新たな価値観や世界観に触れることができ、言葉では表しきれない素晴らしいモノがそこには広がっていると思いました。世界には素晴らしいモノがありふれてるいるので自分だけのものにするのではなくて、このように色んな人に共有することで素晴らしさを知ってもらい刺激を与えるきっかけになれば良いなと思っています。
こんな長々とした文章を読んでもらい1人でも多くの人が何かを感じてもらえれば嬉しい限りです。
旅の可能性というものをこれからも伝えていきたいです。