校長先生の想い

私の初めてのスタツアの時のお話です。

1年の夏たくさんの先輩に混ざって行かせてもらったスタツアは私のその後の活動にとても生きています。

今回はそのお話しを☺︎


SIVIOはスタツア中に役割分担をして”現地調査”をしています。先生、村人、子供、村長さんに普段の生活についてや、今必要なものを聞く時間です。

その時私はある村の校長先生にお話しを伺うことがありました。SIVIOが数年間支援を続けてきた村でした。

調査の最後に「他に何か先生からお話ししたいことありますか?」と聞くと先生が突然泣き出してしまって

「SIVIOの支援によって子供達をとりまく環境が変わった、本当に感謝しているありがとう」と言ってくれたんです。

そしてSIVIOが支援した学校を守るために(家畜が入って荒らしてしまわないように)村の人達と集金をして、自主的に学校の周りに柵を立ててくれていました。

その時私はびっくりしてしまって、私達の活動は私達が思っているよりとても大きな影響をラオスの人達に与えられているんじゃないか。とも思いました

すごくうれしい気持ちと、良いようにも悪いようにも環境を変えられてしまうのだからもっともっと責任を持って活動していく必要があると感じました。

日本での活動が多い私達だけど、私にとってこの出来事は誰のために頑張っているのか、何のために頑張っているのか忘れないし忘れられない出来事です。


支援のあり方とか本質とか、国が違うとか、お金の話とか、難しくて悩んでしまうことは沢山あるけど

この関係の根本は”人対人”であることを忘れずに、そしてその関係をこれからも大切にしていきたいです!


最後に

今はどの国も大変な時期だけど、全てが落ち着いてまたラオスのみんなに会える日まで

次会うときに胸を張って会えるように

今ここで頑張れることに全力を尽くしたいと思います


☺︎おしまい☺︎

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