授業課題まとめ 2020-2021

この記事では、1年生の授業内で制作した作品を紹介します。

「冬」を題材にしたコカ・コーラのA3サイズ販促ポスターです。
「幸せになる瞬間」をコンセプトに、「温かいこたつに入りながら冷たいコカ・コーラを飲む罪深さ」という冬ならではのシーンをビジュアルに落とし込み、デザインを行いました。
コカ・コーラを象徴するコークレッドを背景のノルディック柄で使用することで、ノルディック柄のぬくもりを表現しながらコカ・コーラの特徴であるハツラツさや活発さを融合し、コカ・コーラの広告として認識しやすいデザインを表現してます。
コカ・コーラ本体の撮影、レタッチも行いました。




チロルチョコ コーヒーヌガー味の店頭ディスプレイとパッケージを「今までもこれからも愛されるコーヒーヌガー」というコンセプトでリデザインしました。
発売以降一度もデザインが変わっていないコーヒーヌガーがこれまで培った信頼や安心感を守るために「チロルチョコを象徴する伝統のパッケージへのリスペクトを忘れない」という気持ちを大切にしながらデザインに取り組みました。

アジア圏での展開を目指すチロルチョコの企業ビジョンに基づき、外国のユーザーがひと目で何味か認識できるようにCOFFEE NOUGATという文字を追加しました。
また、チロルチョコを代表するコーヒーヌガーという商品の価値を高めてほしいという気持ちを込めて、チロルチョコ株式会社のロゴに使用されている色を使用しました。従来の配色よりも落ち着いたブライトカラーを使用することで、子どもたちにより親しみを持ってもらうという目的もあります。




「冬の読書が楽しくなる」をテーマに、書店のレジカウンターに置かれる卓上POPと配布されるブックカバーのデザイン制作を行いました。「温かい物語(本)に出会う」というコンセプトで、読書という体験の中で温もりを感じるシーンを思い浮かべてほしいという気持ちを込めて制作しました。本を家に見立てたイラストをメインビジュアルとして制作し、家で感じる暖かさを読書の中での心情として表現しています。




ドキュメンタリー映画を企画し、B4サイズのフライヤーを制作しました。「自分の体験を映画にする」という課題で、元野良猫を保護して飼育している自分の経験を踏まえて動物保護問題をテーマにしたドキュメンタリー映画を企画しました。動物保護をイメージすると「辛い」「可哀想」「悲しい」といったマイナスな感情を抱く人が多いかもしれません。そこで、若年層にフライヤーを手にとって興味を持ってもらうために、フライヤーの表面に筆記体を装飾として使用し「お洒落さ」や「スタイリッシュさ」を認識してもらえるようなデザインに落とし込みました。裏面では動物保護の問題提起を表現してリアリティを出しつつ、猫の可愛らしさを表現したポップなデザインにすることで、映画の内容をわかりやすくアプローチしています。

フライヤーで使用している画像はすべて自分で撮影したものです。



「コロナを吹き飛ばす」というテーマを元に、既存の雑誌に掲載する企画、デザインを制作する課題です。今回は女性向けファッション雑誌「mina」を題材にし、リモートワークをしている女性の一日を紹介する「リモートワークのおとも」という企画を制作しました。一日の生活の中で女性が使用するおすすめアイテムを紹介する企画で、実際に商品を使用するシーンや使用感を表現することで購読者の商品購入に繋げることを目的にしています。