深澄苑(平面図、パース説明)

前回の進級制作の続きになる投稿です。

・広くのぺっとした空間に変化を与えるため、リビングをダイニングより300ミリ下げる
 ことで、横ではなく縦に空間が広がるようにしました。また、座った時に目線が低くな
 るため、リラックスしやすいスペースをつくりました。

・長期滞在もできるよう、一部屋で洗濯から乾燥、収納まで出来るランドリールーム
 複数で使用しても窮屈に感じない広めのキッチンを完備しました。

・ベットルーム①とバスルーム①には大きな窓を設置しており、
 すぐ横に流れる桂川を眺めるようにし、深くリラックスできる空間を作りました。

いつでもどこでも好きな場所で気分に合わせて仕事が出来るよう、
 デスクやチェア、ソファーを多く配置しました。


                             ↑リビングパース
ずっしりと落ち着いた雰囲気にするため、天井を暗い色にし、家具を出来るだけ高い位置に置かないなど工夫しました。
また、照明も低めに設置することで目線を下げ、光が近くに感じられるため、
より落ち着いた空間になり、暖かさを感じられるようにしました。
しかしそうすることによって窮屈に感じてしまうので、窓を大きくとり外からの光を取り入れられるようにしました。


                           ↑ベットルーム②パース
ベットルーム全体を壁で完全に囲ってしまうと窮屈になり、圧迫感を感じてしまうと考えたため、あえてこのように穴をあけたり、扉をつけないようにしました。
そうすることで空間を柔らかく区切ることができ心地よく、
程よいプライベートスペースをつくり出しました。


窓を大きくとることで日中は照明をあまりつけなくても過ごせるようにし、全体的に無垢材や漆喰などの自然素材を使用することで環境に配慮した造りにしました。
また、周辺(京都)の環境や文化に調和したデザインにすることでサステナブル建築を意識したホテル造りを心がけました。