こどもがいきいきスタイル

こどもがいきいきスタイル 

     〜自然に家族が集まる・自然を感じる住まい〜

作品のテーマは、「子どもがいきいきと暮らせる住まい」です。

子どもが一番いきいきとしている時、場面はどのような時なのかを自分なりに

考え、家族設定をし制作していきました。


〜家族構成〜

オーナー 36歳男性 歯科医師 ( 開業医 )
      趣味・・・アクアリウム、キャンプ、ドライブ

家族    ・ 妻  33歳  趣味・・・手芸
      ・ 息子  7才  家の中を走り回ったり、ボール遊びをする活発な子。
      ・ 娘   5才  7才の息子と一緒に遊ぶようになり、外で走り回るような
              活発な子になった。



〜作品紹介〜

廊下とリビング
このパースは、廊下に立って廊下とリビングを見た様子です。
まず、廊下とリビングについて説明します。
廊下は子どもが遊ぶスペースとして作っています。

廊下とリビングの間には、仕切りや扉は作っていません。
理由としては、子どもたちが遊んだり、走り回ったりするときに
障害物に感じてしまうと考えたからです。
また、扉などが無い分、明るさや開放感を感じられると思います。

こだわったポイントは、オーナーと子どもたちのふれあいをしやすくするために

オーナーの趣味スペースを廊下に作ったことです。



洗面・脱衣室
このパースは、洗面・脱衣室の浴室側の壁に立って洗面・脱衣室を見た様子です。

次に、洗面・脱衣室について説明します。
洗面脱衣室は、ウッドデッキに直接出られるようになっているため、
子どもたちが外に遊びに行きやすくなっています。

もし、子どもたちが外から帰って、土がついていたり、汚れてしまったら
そのままお風呂に入ることもできます。

さらに、洗濯物を洗濯した後そのまま外へ干しに行くことも可能なので、
家事の負担も減らすことができると思います。

こだわったポイントは、なるべく段差を作らないように高さを調節しました。
子どもたちが遊ぶ中で、段差は少し障害になると考えました。



庭とウッドデッキ

このパースは、庭に立ってウッドデッキを見た様子です。

最後に、ウッドデッキと庭について説明します。

ウッドデッキは、外に行く通り道だけでなく、くつろぐ空間としても利用して

もらいたいため、ガーデンチェアやベンチを配置しています。

子どもたちには、中だけでなく外でも遊んでもらいたいため、外と
中を行き来しやすいようにデザインしました。


〜平面図〜
ここでは、先ほど説明できなかった部分を紹介します。

まず、図面の左上にある、趣味部屋は奥様の趣味スペースとなっています。
ここでは、子どもたちとふれあいがしやすくなるように壁はありません。
しかし、玄関から直接見える形になってしまうので、収納棚を設置しています。

次に、中央より右上には和室を作っています。
ここは、もちろん家族のふれあいスペースや子どもたちの遊ぶスペースとして
使える空間になっていますが
それに加えて、応接室としても利用できます。




〜レイアウト〜
今までの説明を1枚にまとめたものになります。
                     



〜作品への想い〜

・コンセプトにあった制作
 制作に入る前に子どもがいきいきとはどのようなことか考えました。

 私が、子どもが一番いきいきしている時は、やはり遊んでいる時だと思いました。
 何かに夢中になったり、楽しんでいる時の子どもたちの姿を想像しながら
 デザインしました。

 また、子どもたちだけでなくその親も楽しんでいることも大切なことだと
 考え、オーナーや奥様の趣味スペースや困っていることなどを解決する
 デザインをし、仲良く暮らせる空間作りをしました。


使用したソフト 

Vector works / illustrator / Photoshop

制作期間 

2021年10月〜2022年2月 (約4ヶ月)


公開年月日

2022年 3月 1日




松尾 良彦
2022.03.03

素敵な空間!
子どもたちが伸び伸びと育ちそうな家ですね!

井上綾乃
2022.03.03

ありがとうございます!
そう言っていただけて嬉しいです!