Art×Cafe 〜みんなのアトリエ〜
全体的なテーマは「ものづくりが楽しめるコミュニティーショップ」で、コンセプトは「みんなのアトリエ」です。クライアントは、39歳女性で、職業は「芸術家」趣味は、美術品集めです。具体的に抱えている悩みは、作品の「展示」「発信」の場所がないそうです。
『展示』『制作』『販売』大きくこの三つを、全部ひとつの施設でできるようにして、集客のためにカフェを併設させました。
内装全体としては、フロアを壁で仕切るのではなく素材感で仕切りオープンな空間にし、内装の雰囲気をちょうどカフェと美術館の中間になるようにしました。
展示スペース&カフェスペース
『展示』の部分である、展示スペースのデザインのポイントは、あくまでもメインは展示物なので、壁の色は無彩色にしました。床の材を切り替えることによって歩くところをはっきりさせました。所々に留まってみれるように出っ張りを作ったためこの形状になりました。
このスペースでは、美術館のように歩きながら展示物を鑑賞したり、飲食スペースで座りながら飲食や雑談をしながら作品を楽しめるようにデザインしました。
飲食スペースのデザインのポイントは、美術館とカフェの中間の雰囲気出したかったので家具の色あいを、白っぽくして全体に馴染ませました。このスペースでは、カウンター席は一人用、ソファー席は四人以上の団体のお客様やプライベートを気にするお客様用に、テーブル席は二人用に設計しました。そのためソファー席には、パーテーションをつけています。レンタルアトリエスペース 『制作』の部分である、レンタルアトリエスペースのデザインのポイントは、全体的にヨーロッパの芸術家のアトリエをイメージして内装をデザインしました。カフェスペースとの高低差をつけることにより作業中に出たゴミなどが、カフェスペースにいかないようにし、脱いだ上着が置けるようにハンガーラック、荷物が置けるように棚、自然光を取り込むための大きな窓を取り付けました。このスペースでは、定期的に絵画教室や、アートパフォーマンスのショーなどの、イベントが行われたり、家に作業スペースがない人にとってのアトリエになるようにデザインしました。
ポップアップストアスペース
『販売』の部分である、物販スペースのデザインのポイントは、全体的にオープンな空間であっても差別化が測れる様に内装をナチュラルよりにし、専用の入り口も作りました。真ん中にディスプレイテーブルを置くことでアクセントをつけました。このスペースでは、期間限定の有名なアーティストさんやイラストレーターさんなどのポップアップストアや、個人で絵を売りたい人の販売スペースになるようにデザインしました。
外観パース 外観デザインのポイントは、より入りやすくよりわかりやすくを意識してファザードをデザインしました。
例として、お店の前に立った時に店内がよくみえるようにガラスを多めにしました。ガラスを多めに使うことにより、なんのお店なのかどういった雰囲気なのかを、店の外から一目でわかるようにしました。その他にもお店の入り口をカフェ、アトリエ用とショップ用に分け、それぞれにサインを設置しました。
平面図&照明配置図
照明プランでは、まず一番光を当てたい『展示スペース』の展示
や、『物販スペース』の商品棚の天井にスポットライトの様なシー
リングライトを設置しました。目立たせる場所とそうではない場
所を、光の強弱で調整しました。
ショップロゴマーク 店名RE:comの文字遊びでロゴを作りました。RE:は、繰り返すという意味なのでcomを円状に繰り返し真ん中にRE:を置くことによって顔のようなデザインにしました。
パネルレイアウト
使用したスキル・制作環境(使用ツールや言語)
ベクターワークス イラストレーター フォトショップ
2022年3月3日
カフェと美術館の要素が交わった場所が増えていくと良いですね!!!
そうですね!!頑張って増やして行きますね!😆