部活動としてのプログラミングに対する小考

プログラミング言語は、言語と名付られているものの、日常使用する多くの言語と異なりそれぞれの文法は体系化されています。このことは機械との対話を容易にするという目的のもと作られたことが起因しています。生物とたとえられるような自然言語と違い、使われている単語(記号)の意味の反転などはまず起きません。

しかし過去の私がそうだったように、独学でプログラミングをしようという人の多くは挫折します。これはプログラミング言語特有の性質が関係しているのだと思います。具体的には、

  • 機械と相手をするがゆえに成長を実感しにくい
  • 自分が選んだ言語に自信が持てず、力を入れて学習できない
  • わからなかったところを聞ける相手がどこにもいない

などです。

これらの敷居の高さを解決することができるのが、部活動という場所だと考えます。

先輩たちが切り開いた道に沿って歩き、自らもまた新たな道を作っていく。仕事としてではなく、部活という緊張のなかで行うプログラミングは楽しみながら成長できます。