家庭訪問で印象に残っていること

以前活動所感として家庭訪問についての記事を書きましたが、今回はその中で印象に残っているエピソードを紹介します。

生徒のご家庭で色々なお話を聞かせてもらっていて、その中で家庭での家事の役割分担などについて伺っているときのことでした。日本のことについても聞かれたため、私は「ときどき家の手伝いはするけど、両親にはそれよりも勉強に力を入れるように言われる」と答えました。するとその方は驚いた様子で、「私もできるならそうしたいけど、余裕がないため子どもには勉強より家事を手伝ってほしい」と言っていました。この答えは私にとって衝撃で、教育支援の意義など様々なことを考えてしまいました。当たり前のことですが、日本とラオスでは教育に関する考え方は異なります。それでもスーンが活動を続けることで、子どもたちの将来の可能性を少しでも広げることができると信じています!