こんにちは!ぺんです!
今回は異文化交流について考えたいと思います!
というのもそろそろ開催されるアメリカ大統領選挙。一方では自国第一主義を掲げアメリカ社会の救世主として称えられ、一方では人種差別への対応や国際協調を嫌った結果から社会の分断者として非難されてきたトランプ大統領、彼の行く末を決める選挙です。
ここで個人的なイデオロギーについて書くつもりはありませんが、どうして異文化交流という点においてラオスへ行く私にとって彼の言動が気になってしまうものです。
英語では「xenophobia」という外国人恐怖症というものがあります。トランプ大統領の指針はそこまででは無くても、他国より自国、批判者は無視で声を聞くのは支持者のみといった偏った行動、政策が目立ちました。今や世界の一部の地域では多文化共生への反対を公言できるほどナショナリズムは加速しています。
私はラオスの子どもたちとの交流を通じて、他の人種を嫌ったり、他の国民を嫌うという気持ちが完全に無くなりました。当然自国も含め、各国政府の行動に疑問があるときはありますが、それでもその国民全体を非難し忌み嫌うということには直結しません。政府はあくまで政府、言動の気に入らない人や集団がいてもそれはそれ、全国民を対象に嫌悪の炎に燃える必要は何もないように感じるのです。
今やSNS上では「○○(嫌いな人種や嫌いな国)」と聞くだけで過剰に反応し、誹謗中傷する人が増えてやみません。私がそうならないように、やはり小さなころからの異文化交流、民間レベルの交流が他国の国民の気持ちを慮ることにおいて必要ではないかと考えます。
決して他国に行くだけが全てではありません。日本に来ている海外の方と交流する機会はたくさんあります。(無論今は厳しい状況ですが…)
政府レベルの行動で否と思うことがあれば理路整然と根拠をもって批判する。そして決して国民全体を中傷しない。当たり前のことですが、ボランティアや異文化交流がそういった土壌を育むのではないかと信じてやみません。