moco39号 銭湯日記 小話

はじめまして。二回生のしろです。

私は今回の39号で初めてmocoに携わらせていただきました。

今回は、私が紙面で担当させていただいた「銭湯日記」についてお話ししていきたいと思います。

紙面では載せられなかった、クスッと笑える小話を皆さんに紹介していこうと思います。

紹介させていただいた銭湯は、京都市北区にある「源湯」さんです。

私は昔から基本的にシャワーだけで済ませてしまうので生態なので、湯船に浸かることは本当に久しぶりでした。

銭湯の中に入ると、まず壁一面にタイルのようなもので描かれた絵画が広がっていました。よくテレビや漫画などでみる、銭湯にある壁画だ…!としばらく見つめていました。

お湯に浸かろうとすると、お風呂の底にも絵が描かれていました。とても遊び心のあるお風呂だなぁと、心身共にほっこりしました。

お風呂に上がると、お店の方から「ぜひ二階も見ていってくださいね」と言われ、いってみると、色々なものが置いてある小さな部屋がありました。

そこではお店をやっていて、お店の方とお話をさせていただきました。

とても気さくな方で、ひとつひとつ丁寧にものを紹介してくださって、とても親切にしてくださいました。

海外の楽器や、80年代ものの古着、ちっちゃいカタツムリ、陶器 など、幅広いジャンルのものが売られていて、とても興味深かったです。

紙面でも紹介しましたが、中でも驚いたのが、 300,000円 とシールが貼られていた木箱を見つけたときです。

一見シンプルな箱に見えましたが、なぜ30万円もするのだろう?と不思議に思っていると

「ここ見てごらん」と言われ、そこを見てみると、箱の一部分に、なにか、丸いような、小さな模様がありました。


「これ、ミッキーマウスに見えない?すごいレアだから、30万円って値付けたんだよ。」


…!


正直、ちょっと無理があるかな……?とも思いましたが、木の年輪で自然に作られた模様なので、珍しいなとも思います。

お店の方も、遊び心は忘れていないようです(笑)


この源湯さんの、温かく、わくわくするような雰囲気が伝わって欲しいという思いで紙面を作りました。まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください。

そして、是非みなさんも一度「源湯」さんに足を運んでみてください。


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