こんにちは!
今年度主将を務めさせて頂きました田口紗希です。
応援してくださった皆様、1年間ありがとうございました。
引退をした今、やりきった!!という、清々しい気持ちと、何か大きなものを失ったようなとてつもない寂しさに駆られて毎日を過ごしています。現役時代は毎日ホッケー部の夢を見ていて同期に笑われていたのに今はその夢すらも見れませんが、夜に部活の写真を見て「幸せだな」と思う日々は引退してからも変わっていません☺️
引退ブログということで、何を書こうか、何を伝えようかと日々考えていたのですが、こういう風に想いを伝える機会はこれから無いと思うので、最後は主将としてのブログでは無く、「私としてのブログ」を書こうと思います。最後まで読んで頂けると嬉しいです。
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11.26
最終戦、私はこの試合を一生忘れないと思います。
秋は正直苦しかった。やっと17人の完全体で戦えることを楽しみにしていた秋リーグだったはずが、立教戦では努力が報われない辛さを経験し、上智戦では初めて組織としての甘さが結果に表れてしまったりと、チームとして大きな壁にぶつかっていました。
正直焦りと不安に全員が潰れそうな時期だったけど、その逆境から這い上がれるのが今年のチームでした。
Chance Challenge Change の言葉を信じて、
最後の1ヶ月半は全員でこの現実に向き合って、悔しさ辛さを17人で共有し合って、メニューを全て見直してひとつの妥協もせず、最終戦まで自分たちが出来る全てのことをやって来ました。本当に本当に全てやってきたと思います。
そして60分間。
逆サイドから一生懸命パスコースを呼ぶ後輩の姿、失点しても全員が声を出して切り替える姿。全員で繋いだボールで得点した瞬間。そして何よりDFの要であった4年が2人も抜けてしまった中、その仲間のために必死で守り抜くあの数分は忘れられません。この60分にいかにみんなが勝ちたいという気持ちでここまで頑張ってくれたのか、今までの悔しさを本気で悔しいと思って真剣に自分と向き合ってきたか、そして仲間のためにどれだけ必死になってきたか、溢れんばかりの成長が詰まっていました。
頼もしい同期と、心強い後輩たちと、支えて下さった沢山の方々と作り上げたこのteam2022の集大成は、「最高のチームでしょ?」と周囲に大自慢をしたいくらいです。
team2022のみんな
そんな頼もしいチームになってくれてありがとう。
1年間本当にお疲れ様でした。
さて、4年間を振り返ってみると、私は充実していて実り多い4年間だったなと思います。
その中でも最後の1年間、私が常に考えていたことは主将としての在り方だったのかなと思います。
自分に自信が無く、エースでも無い自分にどうしたらついてきてくれるだろうか、漠然とした不安に包まれていたチーム発足当初ですが、「1番頑張ること」「私らしくいること」先輩から頂いた言葉を励みに、全員が頑張りたいと思える、そして成長した1年だったと思えるような愛されるチームを作りたいと思いました。
しかし現実は組織として強くなること、この難しさをとても実感した1年だったと思います。
主将ってなんだろう、何故自分が主将なんだろう
情けないことに1年間そんなことをずっと考えていました。でも1年間やってきて最後は自分がなぜ主将だったのか、何となくわかった気がします。自分なりの考えが見つかり、堂々とキャプテンマークを付けられるようになったことが私の1番の成長だったと思っています。
私だけが頑張ったとしてもチームは強くなれません。そしてそれは私も頑張ったとは言えないし、頑張っているふりかもしれません。チームは全員が頑張りたいと思える土台が出来て初めて組織力が高まり、組織力が高まってやっと技術力が上がると思います。私はその土台を作り、チームの太い幹となって周りの個性を拾い、そして実らせることが主将の役割のひとつだと思っています。それと同時に、人の為ではなくチームの為に行動することも大切な役割だと感じています。それは当時の自分には難しくて、時々個性を尊重することと、人を成長させることは矛盾しているのかと思ったこともあります。
それ故にチームの先頭に立つ立場として、時には私らしくいてはいけない時もありました。いつも自分の名誉ばかり気にして「良い人」でいようと思っていた自分じゃダメだと思った。一人ひとりと本気で向き合って、成長させる存在でいたい。それは嫌われてしまうことかもしれないけれど、そのくらいの覚悟がないと主将なんて務める資格がないと思いました。
でも、そうやってチームに本気で向き合えたのは仲間を信じようと思えたからです。生半可な気持ちで練習している人は一人もいないし、全員が自分なりに頑張ろうとしているのを私は誰よりも理解していた自信があります。一人ひとりの練習への向き合い方がそれを示していたからです。だから信じるなんて言葉に逃げてはいけないのかもしれないけど、それでも私にとって信じたいと思える16人でした。最後に全てを出し切ってくれたみんなを見て、信じて良かった、そう思えています。
この4年間、
キーパーになる決断をした1年生も、
キーパーとして揉まれながら強くなろうと思えた3年生も、
全てをホッケー部に捧げようと思えた4年生も、
どれも凄く大きな決断でした。でもそこで決心して頑張り続けられたのは、ホッケー部の存在が、このチームの為ならなんでも頑張りたい、力になりたい、そう思える原動力だったからです。
人の為に頑張ることは必ず自分に返ってくる。その事に気づけたホッケー部での4年間は私の大きな財産です。
そして何より、試合の後に「楽しかった!」とか、「もう一度このチームで戦いたい!」とか、「応援したいチームだった」
とか、そういう言葉を仲間や応援してくださった皆様から受け取った時に、自分自身初めて「頑張れてたのかもな」「主将の名に恥じない存在になれていたのかもな」と認めることが出来ました。
心から頑張った!そう思えたのは、支えてくれた先輩、同期、後輩、みんなが私を主将として成長させてくれたからです。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
最後に、4年間共に支え合った同期に向けて。
嬉しかったことはなんでも報告したくなる存在、
辛いときはそばに寄り添って支え合いたい存在、
思いっきり本音でぶつかりたいと思える存在、
友達であり同期でもある大切な大切な10人です。
「有終の美〜最後に勝ってみんなで笑う〜(肩を組む)」
達成出来たよね。ありがとう。
どんな言葉も受け止めてくれて、一緒に頑張ってくれて、ありがとう。
主将になった時は喜んでくれて、そして最後は主将で良かった、そう言ってくれてありがとう。本当に嬉しかったです。私もみんなが同期で最高に幸せだったよ!!!
いつまでも大好きで自慢の10人です。
終わりに、監督並びにコーチの皆様、OGの皆様、1年間大変お世話になりました。至らない点も多々あったかと思いますが、学生主体を尊重し、沢山サポートをしてくださったこと、心から感謝しています。ありがとうございました。
team2022大好き!
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これにて4年の引退ブログは以上となります。
改めまして、1年間team2022の温かい応援をありがとうございました!
来年度から始まるteam2023も応援よろしくお願いします!
今年度主将を務めさせて頂きました田口紗希です。
応援してくださった皆様、1年間ありがとうございました。
引退をした今、やりきった!!という、清々しい気持ちと、何か大きなものを失ったようなとてつもない寂しさに駆られて毎日を過ごしています。現役時代は毎日ホッケー部の夢を見ていて同期に笑われていたのに今はその夢すらも見れませんが、夜に部活の写真を見て「幸せだな」と思う日々は引退してからも変わっていません☺️
引退ブログということで、何を書こうか、何を伝えようかと日々考えていたのですが、こういう風に想いを伝える機会はこれから無いと思うので、最後は主将としてのブログでは無く、「私としてのブログ」を書こうと思います。最後まで読んで頂けると嬉しいです。
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11.26
最終戦、私はこの試合を一生忘れないと思います。
秋は正直苦しかった。やっと17人の完全体で戦えることを楽しみにしていた秋リーグだったはずが、立教戦では努力が報われない辛さを経験し、上智戦では初めて組織としての甘さが結果に表れてしまったりと、チームとして大きな壁にぶつかっていました。
正直焦りと不安に全員が潰れそうな時期だったけど、その逆境から這い上がれるのが今年のチームでした。
Chance Challenge Change の言葉を信じて、
最後の1ヶ月半は全員でこの現実に向き合って、悔しさ辛さを17人で共有し合って、メニューを全て見直してひとつの妥協もせず、最終戦まで自分たちが出来る全てのことをやって来ました。本当に本当に全てやってきたと思います。
そして60分間。
逆サイドから一生懸命パスコースを呼ぶ後輩の姿、失点しても全員が声を出して切り替える姿。全員で繋いだボールで得点した瞬間。そして何よりDFの要であった4年が2人も抜けてしまった中、その仲間のために必死で守り抜くあの数分は忘れられません。この60分にいかにみんなが勝ちたいという気持ちでここまで頑張ってくれたのか、今までの悔しさを本気で悔しいと思って真剣に自分と向き合ってきたか、そして仲間のためにどれだけ必死になってきたか、溢れんばかりの成長が詰まっていました。
頼もしい同期と、心強い後輩たちと、支えて下さった沢山の方々と作り上げたこのteam2022の集大成は、「最高のチームでしょ?」と周囲に大自慢をしたいくらいです。
team2022のみんな
そんな頼もしいチームになってくれてありがとう。
1年間本当にお疲れ様でした。
さて、4年間を振り返ってみると、私は充実していて実り多い4年間だったなと思います。
その中でも最後の1年間、私が常に考えていたことは主将としての在り方だったのかなと思います。
自分に自信が無く、エースでも無い自分にどうしたらついてきてくれるだろうか、漠然とした不安に包まれていたチーム発足当初ですが、「1番頑張ること」「私らしくいること」先輩から頂いた言葉を励みに、全員が頑張りたいと思える、そして成長した1年だったと思えるような愛されるチームを作りたいと思いました。
しかし現実は組織として強くなること、この難しさをとても実感した1年だったと思います。
主将ってなんだろう、何故自分が主将なんだろう
情けないことに1年間そんなことをずっと考えていました。でも1年間やってきて最後は自分がなぜ主将だったのか、何となくわかった気がします。自分なりの考えが見つかり、堂々とキャプテンマークを付けられるようになったことが私の1番の成長だったと思っています。
私だけが頑張ったとしてもチームは強くなれません。そしてそれは私も頑張ったとは言えないし、頑張っているふりかもしれません。チームは全員が頑張りたいと思える土台が出来て初めて組織力が高まり、組織力が高まってやっと技術力が上がると思います。私はその土台を作り、チームの太い幹となって周りの個性を拾い、そして実らせることが主将の役割のひとつだと思っています。それと同時に、人の為ではなくチームの為に行動することも大切な役割だと感じています。それは当時の自分には難しくて、時々個性を尊重することと、人を成長させることは矛盾しているのかと思ったこともあります。
それ故にチームの先頭に立つ立場として、時には私らしくいてはいけない時もありました。いつも自分の名誉ばかり気にして「良い人」でいようと思っていた自分じゃダメだと思った。一人ひとりと本気で向き合って、成長させる存在でいたい。それは嫌われてしまうことかもしれないけれど、そのくらいの覚悟がないと主将なんて務める資格がないと思いました。
でも、そうやってチームに本気で向き合えたのは仲間を信じようと思えたからです。生半可な気持ちで練習している人は一人もいないし、全員が自分なりに頑張ろうとしているのを私は誰よりも理解していた自信があります。一人ひとりの練習への向き合い方がそれを示していたからです。だから信じるなんて言葉に逃げてはいけないのかもしれないけど、それでも私にとって信じたいと思える16人でした。最後に全てを出し切ってくれたみんなを見て、信じて良かった、そう思えています。
この4年間、
キーパーになる決断をした1年生も、
キーパーとして揉まれながら強くなろうと思えた3年生も、
全てをホッケー部に捧げようと思えた4年生も、
どれも凄く大きな決断でした。でもそこで決心して頑張り続けられたのは、ホッケー部の存在が、このチームの為ならなんでも頑張りたい、力になりたい、そう思える原動力だったからです。
人の為に頑張ることは必ず自分に返ってくる。その事に気づけたホッケー部での4年間は私の大きな財産です。
そして何より、試合の後に「楽しかった!」とか、「もう一度このチームで戦いたい!」とか、「応援したいチームだった」
とか、そういう言葉を仲間や応援してくださった皆様から受け取った時に、自分自身初めて「頑張れてたのかもな」「主将の名に恥じない存在になれていたのかもな」と認めることが出来ました。
心から頑張った!そう思えたのは、支えてくれた先輩、同期、後輩、みんなが私を主将として成長させてくれたからです。
本当に感謝しています。ありがとうございました。
最後に、4年間共に支え合った同期に向けて。
嬉しかったことはなんでも報告したくなる存在、
辛いときはそばに寄り添って支え合いたい存在、
思いっきり本音でぶつかりたいと思える存在、
友達であり同期でもある大切な大切な10人です。
「有終の美〜最後に勝ってみんなで笑う〜(肩を組む)」
達成出来たよね。ありがとう。
どんな言葉も受け止めてくれて、一緒に頑張ってくれて、ありがとう。
主将になった時は喜んでくれて、そして最後は主将で良かった、そう言ってくれてありがとう。本当に嬉しかったです。私もみんなが同期で最高に幸せだったよ!!!
いつまでも大好きで自慢の10人です。
終わりに、監督並びにコーチの皆様、OGの皆様、1年間大変お世話になりました。至らない点も多々あったかと思いますが、学生主体を尊重し、沢山サポートをしてくださったこと、心から感謝しています。ありがとうございました。
team2022大好き!
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これにて4年の引退ブログは以上となります。
改めまして、1年間team2022の温かい応援をありがとうございました!
来年度から始まるteam2023も応援よろしくお願いします!