本革アクセサリーポーチ

​牛革を使用してアクセサリーポーチを制作しました。
​ピアスやネックレス、指輪などを持ち歩く際に便利なサイズ感です。

​◎こだわった点
​異なる質感の革を使ったツートンカラー
色や質感の組み合わせに応じてバネホックの色を変えることで同じものでも違う印象になります。

​ぷっくりとしたフォルム
写真では分かりずらいですが、出し入れしやすいように専用の丸棒で革に癖付けを施しました。
この作業をすることで、平面的にならず少し立体的な仕上がりになってものを出し入れしやすい形になりました。

​◎苦労した点
コバ面の処理
異なる革の素材を使用しているので、その革に合わせて処理の方法を変えました。色が異なるので統一感が出るように黒や茶色などの色をつけて処理をしました。

​ポーチのデザイン
1から型紙を制作しました。理想の形になるまで何度も試行錯誤を重ねました。デザインが曲線で丸みのあるものなので左右で形が違ったり、バランスが悪かったりなど綺麗な形になるまでとても時間がかかりました。

革を縫い合わせる作業(ステッチ)
ひとつずつ打ち具を使って穴を開け、手縫いで縫い合わせました。革の組み合わせによって糸の色や太さを変えて綺麗なデザインになるようにしました。手縫いステッチなのでひと針ひと針裏表を確認しながらどちらから見ても綺麗な仕上がりになるように丁寧に縫いました。