こんにちは並松です。今日は災害ボランティアでの思い出について書きたいと思います。私は小学校5年生の時に両親や地域の人たちと東日本大震災で初めて災害ボランティアの活動をしました。初めて行ったときは自分のことのように感じませんでした。正直自分が行っても変わらないでしょ、募金だけでいいよねって思ってました。転機は震災から半年が経った平成23年9月です。私の地元和歌山県で水害が起こりました。私の仲が良かった子も災害に巻き込まれてしまったのです。遠くのものだと思っていた災害に身近な人が遭って苦しんでいる。私は初めて主体的にボランティアに行きたいと感じたのです。
両親や地域の人たちに連れられて行った時とは違い自分で決意して行ったとき、災害に遭った人たちはこれだけ苦しい思いをしている。家族を失った人、思い出のすべてが詰まった家、地域すべて失った人々がそれでも前を向いて立ち上がろうとしている。助け合いの精神で行動しよう、私はそう思いました。
それ以降は熊本地震、九州北部豪雨、西日本豪雨などでもボランティアに行かせてもらい多くの人と出会いました。たくさんの思い出がありここでは語りつくすことはできませんが私が特に印象に残ったエピソードを1つ紹介します。
平成29年の九州北部豪雨での話です。私は福岡県朝倉市に地元の同世代の有志と一緒にボランティア活動に参加しました。復旧のために家の片づけをさせてもらいました。思い出の品は泥に埋もれてしまっていました。写真を探したいんだって家族に言われました。実はこの豪雨でその家のおばあちゃんが亡くなった、思い出の家族写真があったのです。参加していたTsunagariのメンバーにも参加してもらい捜索しました。探すこと3時間ようやく見つかった。泥だらけだったけど見つかったのです。私たちは本当に嬉しかった。復旧支援の活動は大変だったけどやってよかったな、これからも参加したいなあ、そういうメンバーも多数いました。これからも仲間と一緒に活動していければなと思います。
このほかにも被災地の人たちや他の地域から来た初めて会ったボランティア仲間と一緒に笑って泣いた思い出があります。他にも災害ボランティアでの思い出はたくさんあります。胸を潰されるような悲しい話も聞きました。一方で絆を感じられる泣ける感動的なエピソードはたくさんありました。是非皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか。良い経験ができ優しい心になれるのではないでしょうか?
ボランティアしてるって聞いてたから、その話知れて良かった。
活動であった時もっと色々話そう!!!
他のエピソードもたくさん聞きたい!!