経営理念手帳プロジェクトから「ビジョン」を考える
経営理念手帳プロジェクトとは、経営理念や行動指針を手帳化し社員の方々に配布することで、経営理念の浸透と組織文化の醸成を目指すプロジェクトです。
中々ユニークなプロジェクトですよね。学生からしたら経営理念ってそんなに重要か?と思う方も多いと思います。就活において「経営理念に共感しました」という志望理由はタブーと言われていますし、飾りのような感覚で経営理念を捉えている方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、実際にこのようなプロジェクトが行われたことから、企業にとっては経営理念は重要なものであることがわかります。
では、組織にとって経営理念という「ビジョン」はどのような意味を持つのでしょうか。
私が思う組織における経営理念とは、企業の存在理由であり、個人の行動理由を決めるものだと考えています。
そもそも自分が所属している企業は何を目的としているのか、そしてなぜ自分はこの業務をしているのか、これを定めるものが経営理念だと私は考えます。
会社の目的があり、その目的を達成するために社員に業務が存在し、社員がその業務に取り組んでいます。
つまり、社員1人1人の業務は会社の目的(ビジョン)を達成するためにあるということです。また、あるべきなのです。
自分の業務は何を目的にして、何の為にあるのか、もし全社員がそれを認識することができたら組織の力が格段に高まることは容易に想像できます。
私が日頃から大切にしていることに「そもそもで考える」というものがあります。
自分の行動はそもそも何の為に行われているのかを考えるということです。人間はその場の感情に流されてしまう生き物だと考えています。これはしょうがないことだと私は考えています。その時に自分(または自分たち)は今そもそも何を「ビジョン」に掲げていて、その為に自分は何をしなければいけないのか、を考えることで自分の行動を決定できると考えています。
私は、経営理念・行動指針が浸透することで個人の意思決定に影響を与えることができると考えました。
強い組織は、全員が同じ方向を向いていること、と言われることはあるかと思いますが、それは、個人が同じ目標・価値観の下、意思決定を行っているからだと私は考えています。
次回記事では、「ビジョン」を浸透させるためにはどうすれば良いのかを考えていきます。
本日もお疲れ様でした!
色々考察してくださり、ありがとうございます。
個々人が同じ目標・価値観の下、意思決定を行う、ということは、言葉にすると簡単に聞こえますが、実際は非常に難しいことです。
学生の方も、日々学業・部活動・サークル活動・アルバイト等で忙しく過ごしてると、自分自身のビジョンについて真剣に考える時間は中々取れないと考えます。
意図的に時間をつくり、自己分析をできるようにして行きましょう。
明日もよろしくお願いします!
ありがとうございます!
引き続き、取り組んでいきます!
宜しくお願いします!