私が秀實社での仕事を通じて感じた、社会で必要な力

世の中の多くの学生が、学歴を重視しているというお話を聞きました。
私は秀實社や飲食店でアルバイトをしていて、学歴を重視されたことはありません。
アルバイトだからかもしれませんが、周りの就活を終えた友人や知人からも学歴を重視され、内定が貰えたという話は耳にしませんでした。
また、秀實社では飲食店とは異なり、執務室で社員皆さんと近い距離でお仕事をさせて頂いていますが、学歴を気にしてお仕事を任されているようには感じません。

私自身としては、「頭の回転が速ければ」「更に知識があれば」と思うことは多々あります。
しかし、それは学歴ではなく、実務経験に近いと思っています。
慣れて経験を積み上げていけば、頭の回転も速くなり、知識も追いついて来るでしょう。
私も現在は、コンサルティング業務関係の書類作成の精度も高められているからこそ、少しづつ仕事を任せて貰えるようになっているのではないか、と考えています。

その際、仕事をする上で、何を大切にしているか。

私は「ミスのないように」「焦らず急ぐ」ことです。

ミスが発生すると、些細なことであったとしても時間の経過につれて、大きな問題に発展してしまうこともたくさんあるでしょう。
自分でミスに気づけば、どこからやり直したら良いか等、今後同じミスをしないために訂正できますが、ミスをしたのは自分ですのでなかなか気づけません。
それに気づくのは大抵、仕事を依頼してくださった上司の方だったりします。
気づいた上司は、自分で部下や後輩に仕事を任せているので、ミスを修正するのは当然でしょう。

言い換えると、自分で気づけなかったミスは上司の時間を奪います。
また、ミスで無くても仕事が遅い場合など、上司の時間を奪うことに繋がります。
上司には、上司にしかできない仕事などたくさんあるはずですが、ミスや時間をかけすぎてしまう場合は、結果として、上司と会社の時間を奪うのです。

仮に上司が私であれば、ミスを繰り返された場合、代わりに自分で対応するか、他のできる人に頼みます。
もしくは、頼みたくないけど、他に依頼できる人がおらず、仕方がないから仕事をする、という立場はとても息苦しい環境ではないでしょうか。
このような状況をつくらないために、私は「ミスのないように」「焦らず急ぐ」を意識して、お仕事に取り組んでいます。

焦らず急ぐため、私はよく依頼されたお仕事に取り組みながら、どのようにしたらもっと効率よく且つやりやすく出来るだろうと、試行錯誤します。
特に作業ものだと自分のやりやすいように取り組めば、丁寧なうえ早くお仕事が終わり、少しでも多くの経験に繋がります。
これは秀實社に限らず、飲食店勤務においても意識しており、注文が入ってから提供まで、どのようにしたら手間取らず効率よくできるか、考えながら励んでいます。

どのテーマに関しても、これからの生き方や働き方に大きく関わることだと考えています。
今のうちから意識して取り組み、それに慣れ、無意識でも実践に活かせるように精進して参ります。

仲道未来
2020.11.20

仕事に対する向き合い方とても素晴らしいです。
記事を読み、ミスをする事で上司の時間をとってしまっていると考えるべきだと私自身も思いました。
とても、為になる記事をありがとうございました。