花嫁の立場

​ウエディングドレスを着た花嫁の写真を見る時。
「かわいい!」 「綺麗!」 「私も着たい!」と思ったことがある人はたくさんいると思います。
しかしそこには、写真を見ただけでは伝わらない 努力  焦り があるのです。
この写真は私が木曜日に撮影してもらったものです。
​実は、ドレス選びの際に最初に選んでいたドレスは私の体には合わず、着替え直しをすることになりました。
​別のドレスに着替え終えた頃には時間がだいぶ迫っていて、ブーケやベールは諦めることになりました。

撮影では正面からを2枚、後ろからを2枚の計4枚を想定していましたが、友達2人が撮ってくれた写真は合わせて約100枚。

​どうしてそこまで撮影してくれたのか。時間が迫っていたけれど諦めずにいてくれたのか。

花嫁を美しい状態で思い出に残すため、たとえどんな状況でも最善を尽くす​姿勢は、私が花嫁役をやったからこそ、時間が限られていたからこそ知れたものです。
ドレススタイリストを目指す私にとって、この経験は絶対に忘れられないものとなりました。​​​

​次はカラードレスに挑戦する予定なので、その時はどう動けば余裕を持った行動ができるのか、ブーケやベールの付け方、ポーズのレパートリーについて学べたらと思っています。