困難と楽しさ~幸せへの道のり~

準備~模擬挙式当日​​​​までの3ヶ月間

​ブライダルプロジェクトの授業内で人前式の模擬挙式を行いました。
入学後、初めてのチーム制作のイベントで、私はとても気合いが入っていました。

​準備は4月から始まりました。
最初は皆、自分の役割がどんなことをすれば良いのか、また、結婚式がどういうものなのか分からず、手探りで1から作り上げる作業が始まりました。

私はやりたかったウェディングプランナー役を務めることになりました。
​ウェディングプランナーとして、沢山の演出やウェルカムボード等の案を調べ、チームに提案できるようにしました。また、まとめ役としてチームが1つとなるよう取り組みました。


本番
私達のチームのテーマは
Love Summer
​新郎役の子の名前は
新婦役の子の名前は​音​​​
愛と夏、そして夏をイメージした挙式にしたいという新郎新婦の希望から、このテーマに決まりました。

おふたりの好きな花はひまわり🌻
会場全体がひまわりに包まれているような雰囲気にしました。

夏らしさを演出するため、綺麗なシーグラスを用意し、列席者に一人一粒、受付の際に瓶の中へ入れて頂きました。

ウェルカムボードやピューエンズ、ブーケ等、様々なところにひまわりを使いました🌻

入場前
新郎新婦、スタッフ全員​​​​​​​​緊張していました。
しかし、この日の為に何度も打ち合わせやリハーサルを行ってきたので、チーム皆楽しもうという気持ちで本番に望みました。

受付の際に、列席者に入れて頂いたシーグラスの中に、一つだけ当たりがありました。
​当たりは誓いの言葉を新郎新婦に問いかける権利です。
​サプライズで新郎様から当たった方を発表して頂き、前に出てきて新郎新婦様に誓いの言葉を問いかけて頂きました。

​「ふたりはずっと仲良く笑顔でいることを誓いますか!

当選者が問いかけた言葉に新郎新婦様はとびきりの笑顔で「誓います!」と宣言して頂きました!

今回は列席の方にも楽しんで頂けるような、参加型の笑顔溢れる式にしたいという新郎新婦様の希望から、案を考え、様々な演出の提案の中から、この演出をすることに決まりました。

退場
新郎新婦退場の際に、ピューエンズからひまわりを列席者に摘み取って頂き、歩いてくる新郎新婦に渡していく、というセレモニーを行いました🌻


アフターセレモニー​
摘み取ったひまわりでブーケを作り、ブーケトスに使用しました。
また、新郎様の趣味に合わせて、新郎様からダンベルトスを行いました🏋🏻


また、新郎新婦様にフェザーシャワーの提案をし、アフターセレモニーの際にフェザーシャワーを行いました🪶

当日、私はカメラマンを担当しました📸✨️
この学校に入ってからウェディングフォトに興味を持ち、今回も沢山の写真を撮りました。
​新郎新婦様に気に入って頂けるような、
​多くの人にこの写真いいなと思って頂けるような、
そんな写真を撮ろうと心掛け、1枚1枚大事な瞬間をカメラに納めました。


実は、当日、新婦のお支度の際にハプニングがありました。新婦のドレスとベールが一部破損してしまっていたのです。
ベールは他のものに変更することにしました。ドレスは新婦様が一生懸命悩み、選んだドレスだった為、衣装スタッフが急いで補修し、そのドレスで、挙式に出ることが無事に出来ました。
臨時応変に各々のスタッフが対応し、無事に挙式を終えることができ、沢山の学びと成長、経験を得られました。
チームで作り上げること
​私は模擬挙式を通して、チーム皆で協力し、1つのことを作り上げることはとても大変なことだと感じました。
もし自分とは意見の合わない人がいたとしても、協力して、プロジェクトに取り組まなければなりません。
それぞれバラバラで取り組んでいては、最終的にまとまりのない式になってしまいます。
最初、チーム内ではそれぞれでプロジェクトに取り組んでいました。
それぞれ決めたことを把握している人と、していない人がいたので、このままでは上手くいかないと思いました。
​そこで私はプランナーとして、情報共有することを皆で心掛けようと声をかけました。
​しかし、皆、全体にそれぞれ決まったことを情報共有することはなかなか難しかったです。

一人一人感じること、頑張りたいところなどは違いましたが、模擬挙式を成功させたいという想いは皆同じでした。
色んな人の意見を聞き、どうやったら上手くいくか先生方に相談しながら、自分の出来ることを精一杯取り組みました。

​・​様々な意見が出てくる中でどうまとめていくのか。

・また、模擬挙式に対するやる気や意識がバラバラな中、
 どのようにしたら一致団結できるか。

・時間内でどれだけの演出ができ、
 その新郎新婦様の雰囲気にあった挙式を作る為、
 オリジナリティをどのように出していくか。

たくさんのことを考え、悩み、何度も先生方に相談しましたが、最後はスタッフ皆で楽しかったと笑顔で迎えることが出来ました。


私はこの模擬挙式を通して、チームで作り上げることの大変さを学びました。
​プランナーとして、チームの一員として、今回上手く出来なかったところもあり、まだまだ私には課題があります。
それを乗り越える為に、この学校での行事にこれからも積極的に取り組み、社会に出た時に、役立てる人材になれるよう努力していきます。