自分を信じて、仲間を信じて

模擬挙式を通して自分が成長したこと

私はこの模擬挙式で、プランナー役を務めました。その中で自分の中の目標にしていたのは、「人を頼ること」です。最初から設定していた訳ではなく、先生からの言葉がきっかけで意識するようになりました。

「赤井澤さん、一人で全部やろうとするのは違うよ。チーム全体でどうしていくか決めて、全員で動かないと。」

正直、当初の私は、なんでも自分で解決した方が早い、という考え方を持っていました。「誰かにお願いして、断られたらどうしよう。」、「お願いしたのに全然できてなかったら面倒だな。」そういう勝手な妄想で、練習場所の準備も備品準備も、誰にも頼まず自分でやろうとしていました。
それどころか、一人でこなしてしまえば、信頼されるとまで思っていたかもしれません。

先生の言葉を受け、いざ、チームのメンバーに指示を出してみることに。現実は思っていたよりも優しくて、自分の愚かさにはっと気付かされました。
私の拙い説明で、皆が一生懸命動いてくれて、一人でやるよりも作業は遥かに早く終わり、笑顔でいられる時間が沢山ありました。
あぁ、私が、私のようなプランナーのもとで働くスタッフだったら、一人でやろうとするということに、何の信頼も感じないな、と思いました。
チームメンバーを信頼できない人間が、誰かから信頼を得るのは不可能だと気付けたのです。

そんな自分に気づかせてくれた先生の言葉を、これからチームとして行動する時の指針として、常に持つようにします。人に信頼されたいなら、まず自分が人を信頼すること。この考え方の変化が、私の一番の成長です。

模擬挙式で一番意識して取り組み、行動したこと

一番意識したのは事前の情報伝達です。練習場所や日程、備品準備のスケジュールを立て、全員に共有するのが私の役割でした。

例えば、練習場所と日時をグループLINEで発信する時、
  1. 一番伝えたいことが返信やスタンプで埋もれてしまわないように、必ず【返信不要】と記載した文章を送る。
  2. リアクション機能や投票機能を活用して、効率的且つ可視化した話し合いを進める。
  3. 必ず皆が起きている時間に発信する。事情があって決定が遅れる場合は、伝達自体が遅れそうなことを伝え、リマインドする。
 これらを意識したことで、いつどこで何をやるかが明確な状態で集合でき、時間を有効活用できたと感じます。
 また、相手に分かりやすく大事な事を伝えるにはどうすればいいか、考えられるようになりました。

今後の自分の課題とその改善方法

 課題は、自分に甘えないスケジュール管理をする事です。

模擬挙式の動き方について、事前にGoogleドライブにお手本動画が配信されていました。しかし、それを視聴したのは、行事がスタートしてからしばらくたった頃。その遅さから、初めてのチャペルでのリハーサルは散々なものでした。誰も動き方が分かりません。
 
本来、リハーサルの日程を基準に逆算して、お手本動画を視聴する。さらにそれをチーム内でもリマインドしておくべきでした。しかし実際は、ギリギリの確認で何となくやる、という甘えがあったのです。

ブライダル業界では、 準備8割 本番2割 の意識が基本と教わりました。これを満たすには、「準備の準備」が必要だと考えています。
「リハーサル」が本番のための準備なら、「リハーサル」のための準備が必要です。
いきなりリハーサルで動き方を覚えようとするのは無理 ⇒ 前日までに全員が、動き方動画を視聴しておこう
という想像と逆算をする、という結論です。

これは模擬挙式に限らず、課題の提出や就職活動などでも活かしていこうと思います。

今後どのような人材に成長したいか

 私は「この人に任せてよかった」と、お客様や共に仕事をする仲間から思われる人材を目指します。

この行事で自分なりに頑張ってみた結果、チームのメンバーから、沢山の「ありがとう」というメッセージをもらいました。「來倫ちゃんがAチームのプランナーで良かった!」という言葉と共に。とても嬉しかったです。自分がやってきたことに意味があったと認められたような。

これをモチベーションにして、次の活動ではさらにいいものを作ろうという気持ちが湧きました。
 この良循環を自らの努力で作っていけるよう、日々全力で行動します。
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