子どもにもがんがあることを知って欲しい🎗

 今日、2月15日国際小児がんデー。🎗

『国際小児がんデー とは』世界中で小児がん経験者とその家族のために、小児がんへの意識を高め、支援を表明します。小児がんのシンボルマークは「ゴールドリボン」です。世界中どこでも、このシンボルマークは同じです。

日本で小児がんにかかる人は、年間約2500人。1歳から14歳の子どもの死亡原因の第一位にもなっている、身近な病気です。小児がんの中でも治療法がないがんもあったり。再発に怯えながら生活を送ったり。辛い治療を何度も行わないといけない。子どもにもがんがある事を知って欲しいです。

私の友達は小児がんの一種、横紋筋肉腫という小児がんでした。何度も辛い治療を行なっていた。そんな友達が毎日のように私に話していた事。

それは、『私は何があっても絶対に小児科医になる』小児科医になって病気で苦しんでいる子どもたちを救いたい。ママやパパを少しでも支えられる。そんな小児科医に。友達はすごくすごく強かった…どんな時も私の心配をしてくれていた。でも、少しずつ友達のがんは進行していった。『余命なんて関係ない。私は絶対に小児科医になるんだから!!』絶対に生きて自分の口で夢を叶えられたよ。って伝えたい。

友達は最期の最期まですごくすごく頑張ってがんと闘っていた。何度も危なくなって。友達はいつも私に、まだ遠くには行けないよ。なっちゃん置いていけない。私まだ生きたい。生きていたい。ねぇ、なんで神さまは不平等なの⁈なんで私にこんなに試練与えるの⁈どーしたら神さまはわかってくれるの⁈私たくさん頑張ってるよ。

そう私に話したこともあった。ただ私はお話を聴くことしか出来なかった…なんも出来なかった。今でも後悔しているの。でもどうすることが良かったのかは分からない。

友達は亡くなってしまったけれど、私は友達からたくさんのことを教えてもらった。大好きな友達。大切な友達。辛いこと、悲しいこと、しんどいこと、たくさん一緒に乗り越えてきた。私は絶対に看護師という夢を叶える。友達の分まで生きる。生きて夢を叶えたよ!って報告するまで。友達との約束を果たすまで。その日まで。

ある日突然、当たり前だった日常生活が変わってしまう。朝が来ること、それだけですごくしあわせなこと。いつ・誰が・小児がんになるなんて分からない。

病気になった後となる前の生活は変わってしまう。

今も病院で治療を頑張っている子、通院や後遺症と日々向き合っている子。そのことをどうか知ってください。

治療中の子どもたちがはやく元気になりますように。治療中の子どもたちに少しでも笑顔の時間が増えますように。治療が終わった子供たちがずっと元気で過ごせますように。  小児がんへの理解と支援がもっともっと広まりますように。小児がんで治療法がないがんもいつの日か治療法が確立しますように。