アートのロジックが難解だったので、とにかく感情を解放してみた。

ならば進めよ、アートウェイ。

 

どうも、キャリア支援団体STARS代表の大熊葵月(おおくまみづき)です。今回初めて「たけうち和久のチャレンジ道場」に参加し、手笛奏者のなかしま拓さんとアートパフォーマーのカラリズムリサさんご指導の下、「アート」を体験しました。パフォーマンスの公開生放送もあり、ドキドキとヒヤヒヤのチャレンジ道場。

 

まず、その感想を簡単に一言で申し上げると、「超ベリーファぁぁあンタぁぁぁああスティッ~ク♡♡♡」で、高尚なインドのお坊さんも思わずフラメンコを踊っちゃうような”感情の解放”を体感しました。


日常生活のなかで感情を解き放つタイミングってなかなか訪れないですよね。

かといって感情を解き放ちたいっていう衝動に駆られることもなかなかありません。

特に最近だと、感情を抑制しがちで、なんかこう変に「大人にならなきゃ…!」みたいな強迫観念に苛まれていると言いますか、そんな感じで解放できていません。

 

発言すれば、論理的に。行動すれば、リスクを考慮。話を聴けば、的確なアドバイス。

 

そんな左脳的思考にアートがワンパンかましてくれました。

 


難しい、だから楽しい。

 

「チャレンジをするときの不安を克服する方法は?」に対する拓さんの返答。とてもシンプルで、ありふれた言葉がグッと胸に刺さりました。SNSにはいろんな情報が溢れていて、選択肢も多いからこそ選択することはそう難しくないが、その選択をやり続けるのが難しい。そりゃ選んだ道には、自分よりもデキる人が数多くいて、その人数も能力も際限が無い。その道を進むにつれて、デキないことも増えていく。デキないは辛い。だからこそその選択肢を諦め、また別の選択肢を選ぶ。そんなサイクルから抜け出すには、難しいをいかに楽しいと捉えられるか。上達するほどに、未熟さを痛感するが、もっと上達できるであろう伸びしろにワクワクする。そんなことを顔色一つ変えず、淡々と口にする言葉の節々に、拓さんの力強さを感じました。

 

役割に気付き、調和を大切にする。

 

「アーティストとしての自我に気づけなかった。」今ではアートパフォーマーとしての地位を確立されているリサも、周囲のアーティストと比較して落ち込むことがあったそうで、恐縮ながら共感しました。ナニモノでも無い自分は怖い。だからこそアルモノになろうと必死でもがくが、もがけどもがけど見つからない。そんな自分に嫌気がさす。そんなときこそ、自分の役割にいかに気づけるか。「今自分にはできることはないか」「誰かの役に立つにはどうしたらいいのか」ちょっと外に目を向けてみると、その答えが朧気ながらも見つかり、それを協力してくれる人も徐々に現れ、その人たちと調和して、成したいことを体現していく。ありのままの想いを素直に伝えてくれるリサさんに人間的な魅力を感じました。

 



―― 間もなく生放送始まりまーす!

 

ヤバい。どうパフォーマンスすればいいんだろう。まだ思考がまとまっていない。アートのロジックがない。分からない。現場に走る緊張感。あと少しで公開生放送。だが、未だ、アートのロジック、皆無。

 


―― (生放送始まりました!)

 

リハーサルは当日3回ほど打合せしたのみ。アートの雰囲気を感じられるだけの美的センスを欠いていることは中学生の頃から知っている。美術の成績が悪かった。その当時中学生の頃、絵の具をどのくらい混ぜたらいいのか、構図はどのように描けばいいのか、それが全く分からなかった。難しかった。

 


今回も同じだ。分からない。正解が分からない。アートが難しい。ロジックが無い。



アートにおけるパフォーマンスのロジック。

 

 

誰か教えてください…!

 

 


ああ、みんなもう真剣だ。聞くに聞けない。みんな、顔が、マジだ。マジな顔だ。まだ自分にアートは難しい。

 

 

 

 


難しい。

 

 

 

 



ん、





難しい?

 

 



あ、そうか。





こういうことなのか。





難しい、




だから、

 

 

 

 

!!!


 

 

調和ダァァァアアア!!

これこそ


感情の爆発ッ!!!


ァァア!

 

 




自分が信じたい道、そこに道理や前例がないかもしれない。

 

 

今はまだ何者でもない、ただ、信じてみたい道はある。

 

 

ならば進めよ、アートウェイ。

竹山 貴也
2020.06.27

みづきの「魂の叫び」をもっと感じたいぜ!!!!
ナイスシェア!!!

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