前回に引き続き…「チャンクアップ」について

こんにちは!!

コロナの影響でこんなことを記すべきではないのかもしれませんが、一応予告はしていたので今回は「チャンクアップ」について述べようと思います。ちなみに画像は全く関係ありません。

いい感じの画像がなかった為久しぶりに自分が野球やっているところを載せたかっただけです。笑

それでは、本題に入ります。皆さん、「チャンクアップ」って聞いたことありますか??このコミュニケーション方法もチーム、または組織の中で議論が長引いてしまい、なにを話しているか分からない、ゴールが見えなくなってしまった際にとても役に立ちます。

WEBでは「チャンクアップ」はものごとの真因、本来の目的という意味出そうです。

「チャンク」とは前回も述べましたが、「かたまり」という意味で、「チャンクアップ」とはこの「かたまり」を全体が見える視点から観察するという意味だと私は思いました。

つまり、議論をしていて狭くなっていってしまった視野を「チャンクアップ」することによって一旦広げて、見えなかった問題に気づかせるということが可能になります。

例に出してみましょう。「なぜ試合に勝てないのか」という課題をテーマに野球部のA君、B君が話しています。チャンクアップでアプローチすると次のようになります。

A「では、なぜ練習しているのに試合に勝てないんだろうか」B「練習が足らないからだろう。」                                                     A「確かに。でも練習量が少なくても勝ってるチームはあるよね。

B「それぞれが役割とか、やらなくてはならない練習がわかっているからではないだろうか。」                                                 A「なら、なぜ自分達はそれをしないのだろうか??」  *チャンクアップ

   B「自分の役割、またはやらなくてはならない練習が分かっていないからではないか。」

A「なぜ、分かってないのだろうか。」*チャンクアップ

B「監督、または学生コーチのしてほしいことが自分自身でわかっていないからではないだろうか。」

A「なら、監督、学生コーチとコミュニケーションをとる機会が必要になりそうやね。」

このようにA君が「なぜそうする?」などの質問をすることによって、B君がこの議題の背景にある要因に気づかせるようにA君が仕向けたように見えます。

もしこの会話がなければ、ただただ練習量を増やして、選手達のモチベーションを下げて、もっと勝てないチームになっていたかもしれません。

このA君の「なぜそうする?じゃあ、なぜそうはしない?何の為にこれをしている?」というのは我々にとってものすごく大事だと思います。

今、私達が西南学院大学硬式野球部に所属しているのも、     「なぜ西南を選んだ?なぜ硬式野球部に入った?なぜプレーヤーとして今現在も練習している?」この答えをなくしてしまっては行けません。これは社会人になり働き始めても言えることです。

この「なぜ?」という問いを自分の中で持ち、その課題の背景、本来の目的を探究していくのが<i>チャンクアップ</i>と言うものです。



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